素の自分を見せられたら大成功

ちならの他にも、コンドームの袋がなかなか開かない。ペットの犬がベッドに乱入する。くしゃみで鼻水が吹き出す。陰毛が顔にくっつく。ふたりの腰の動きが同化してしまう。急な腹痛でトイレへかけこむ。こんな気まずい瞬間は、セックス中にいくらでも起こります。
でも、そこで笑い合えたり「ダサッ（笑）、何してんの」と軽く茶化したりと、素の自分を見せられたら大成功。失敗しても、恥ずかしいところを見せてしまっても、それでも相手は逃げずにそばにいてくれるという経験を積むたびに、「この人となら大丈夫」が確信に変わっていきます。そして、こうやって深めていったベッドでの絆は、そう簡単には手放したくないはずです。

変な音も、ダサいハプニングも、気まずいけれど貴重な瞬間です。その場では「やっちまった……」と絶望してしまうかもしれませんが「ごめーん！」「キャー恥ずかしい！」などと思い切って声に出し、会話を生んでみた方が、そのあと上手く場をおさめられたりします。ベッドでの気まずさを恐れず、逆にピンチをチャンスにしていきましょう！

Text／BETSY