最近はフェムテックやフェムケアのイベントに参加する機会も多く、GSM(閉経関連泌尿性器症候群)について専門家から話をうかがうこともあるのですが、50歳ごろから女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が減少し始め、粘膜が薄くなって乾燥しやすく、痒み・頻尿・尿漏れ・性交痛などの症状に悩む女性が増えるそうです。

困ったことがあれば力を借りる

ライフステージの変化や加齢でホルモンバランスにも影響があるのは知っていましたが、個人差もデカいし、下半身事情だけに誰かに相談するのは難しい人もきっといますよね。

これから私にもこういった変化が起こるかもしれないと思うとハラハラドキドキですが、先に知識があれば怖くないのかもしれません。困ったことがあれば我慢せずに医療やケア用品の力をバンバン借りたいですね。ちなみに、ピルの服用による性欲低下については、種類を変えることで改善することもあるらしいので、かかりつけのクリニックで相談してくださいね。私は服薬期間をやっと終え、性欲が戻ってきました。セックスコラムニストを辞めなくてよさそうです。

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Text/BETSY