By Lel4nd
誰もが恋愛に対する行動や、気持ちは違うもの。でも、女性と男性の恋愛観には大きな違いがあるのでしょうか。
本書は、阿川佐和子、乃南アサらの女流作家たちが恋愛をテーマにした短編小説を掲載した『最後の恋―つまり、自分史上最高の恋。』『最後の恋 プレミアム―つまり、自分史上最高の恋。』に続く人気シリーズ第3弾です。
今回は、伊坂幸太郎さん、石田衣良さん、荻原浩さん、越谷オサムさん、白石一文さん、橋本紡さん、朝井リョウさんらベテランから若手まで超豪華な男性作家による、「男性の恋」がテーマ。
朝井リョウさん作の『水曜日の南階段はきれい』には、直木賞を受賞した『何者』の登場人物が出演するなど、合わせて読んでも楽しめるという魅力もあります。
ネットでは「男の視点での恋愛小説が少ないので、ぜひとも多くの男性に読んでほしい。女性と同じく男性も恋する動物なので、躊躇することなくレジまで持っていってほしい」「好きな作家陣だったこともあるけど、どれも珠玉の恋愛小説でした」などのコメントが書かれていて、作家陣の力作に大満足。男心にときめくこと必須です。
書名:『最後の恋 MEN’S: つまり、自分史上最高の恋。』
著者:朝井リョウ、伊坂幸太郎、石田衣良、荻原浩、越谷オサム、白石一文、橋本紡
発行: 新潮社
価格:¥578(税込)
Text/Yuuko Ujiie