NHKのEテレで放送されている『デザインあ』という教育番組をご存知ですか？
「デザインの視点で観る」「デザインの判断力を身につける」「デザインの感性をみがく」といった、生活に必要な「デザイン的思考」を育むためのこの番組。
日用品や街並みの中にあふれる数々のデザインが、実はとても洗練されたアートであることに気付かせてくれる内容は、「大人が見てもおもしろい！」と一部で話題になっています。
モノオトと映像の部屋 中村勇吾(tha ltd.) +小山田圭吾(コーネリアス) それもそのはず、番組の総合指導を手がけるのは、「ロッテ キシリトールガム」や「明治おいしい牛乳」などのパッケージデザインを手がけたグラフィックデザイナーの大家・佐藤卓。
さらに、ユニクロの一連のウェブディレクションを手がけた中村勇吾や、Corneliusの小山田圭吾が制作に関わっているハイレベルな番組なんです。
「あ」のひろば plaplax そんな『デザインあ』の世界を展覧会というかたちに発展させたのが、2013年2月から東京ミッドタウン・ガーデン内にある21_21 DESIGN SIGHTにて開催される『デザインあ展』。
ふろしきをテーマに、一枚の布が生活の中でどのように活用されているかを体験するコーナーや、身の回りにあるモノをばらばらにして、要素別に並べて見せる展示、誰でも知っている目印をテーマにした作品など、デザインを脳で「理解する」のではなく、身体感覚で「感じてもらう」ための展示が並びます。
日常がアートに変容する新鮮な体験ができること間違いなし。
ぜひテレビ番組の内容をチェックしてから、見に行ってみて。
イベント名：21_21 DESIGN SIGHT 企画展『デザインあ展』
会期：2013年2月8日（金）～6月2日（日）
会場：21_21 DESIGN SIGHT （東京都港区赤坂9-7-6）
開館時間：11:00～20:00（入場は19:30まで）
休館日：火曜日（4月30日は開館）
入場料：一般1,000円 大学生800円 中高生500円 小学生以下無料
問合せ：03-3475-2121
URL：https://www.2121designsight.jp
Text/Fukusuke Fukuda