建築やインテリア好きのあいだで根強い人気を誇るのが、ミッド・センチュリーの家具。
1940~60年代に主にアメリカで生まれた産業デザインの潮流で、シンプルで機能的なデザインと、プラスチックなど近未来を感じさせる素材を使っているのが特徴です。
中でも、イームズのチェアなどはミッドセンチュリー家具の代名詞。
今もおしゃれなカフェやセレクトショップ、コワーキングスペースなどではよく目にしますよね。
そんなミッドセンチュリー・モダンの潮流を作り上げたイームズの作品世界の魅力に迫る展覧会が、12月7日(金)から開催される『essential EAMES(エッセンシャル・イームズ)』です。
本展では、チャールズ・イームズとその妻レイ・イームズが共同で生み出した、建築からフィルム、家具、おもちゃまで多岐にわたるプロダクトを展示。
イームズ夫妻の孫が出版した書籍『An Eames Primer(日本語タイトル:イームズ入門 ― チャールズ&レイ・イームズのデザイン原風景)』をもとに構成した会場で、彼らの生涯に迫りながらそのデザイン哲学や精神に触れることができます。
2013年春には、夫妻の軌跡を辿るドキュメンタリー映画『ふたりのイームズ:建築家チャールズと画家レイ』の公開も予定されており、ますます注目を集めるイームズ。
イームズのチェアを持っている人ならもちろん、デザインや建築、レトロ趣味が好きな彼ならきっと興味を示してくれるはずですよ。
イベント名:『essential EAMES(エッセンシャル・イームズ)』
会期:2012年12月7日(金)~2013年1月15日(火)
会場:リビングデザインセンターOZONE 3F OZONEプラザ(東京都新宿区西新宿3-7-1 新宿パークタワー)
時間:10:30~19:00
休館日:水曜(祝日を除く)、2012年12月26日~2013年1月3日
入場料:無料
問合せ:03-5322-6500
URL:https://www.ozone.co.jp/
Text/Fukusuke Fukuda