“ロエベ”のストーリーとスペインカルチャーが体感できるミュージアム、“ガレリア・ロエベ”に注目!

 待ち遠しい夏休み、もう旅の計画はお決まりですか?
そこで、まだこれから…という人には、“ロエベ”がスペイン・バルセロナにオープンさせた体感型ミュージアム“ガレリア・ロエベ”がおすすめ!

 “ロエベ”は、言わずと知れた世界最高峰のレザーで多くの人を魅了するスペイン屈指のラグジュアリーブランド。
その歴史は1846年の誕生から166年続き、世代から世代へと継承されてきた“ロエベ”の卓越したクラフツマンシップは、もうそれこそ息をのむほど。
そんな知れば知るほどブランドの奥深きパワーに吸い込まれそうになるミュージアムは、世界遺産にも登録されているガウディが設計したカサ・ミラにほど近いパセオ・デ・グラシア通り91番地に立地、580㎡、5層のフロアからなる迫力ある広さを誇っています。

 一歩足を踏み入れるとまず目の前に広がるのは、1975年に発売されて以来のベストセラー、そして“ロエベ”の代名詞でもある“アマソナ”バッグのフロア。
エントランスで来場者が最初に目にする逆さになった“アマソナ”のユニークな模型は、サグラダ・ファミリアを設計したガウディの“逆さ吊り模型”からヒントを得たものだそう。
そして次のインスピレーションは、“アマソナ”の製造工程を見ることができる工房で働く職人のホログラム。
長年職人たちが使ってきた道具やパーツも実際に見ることができます。

 2Fに行くと、ブランドを語る上で欠かせない上質なレザー、特に“ロエベ”でしか手に入らない“ロエベ・レザー”のインスタレーションがお出迎え。
過去、現在、未来を大きな木になぞらえ、そこに装飾されたさまざまなレザーに触れて“ロエベ”の極上レザーを体感できるスペースになっています。
そして地下2Fには、絵画のように壁に展示された色とりどりのシルクが並びます。
“ロエベ”のシルクのデザインパターンはスペインの歴史にまつわるものが多く、蝶や花などをアニメーション化したシルクスクリーンを眺めていると、まるで自分が草原の中にそよ風をうけてたたずんでいるような気分に!

 他にも、“過去への旅”をテーマにしたアーカイブピースの展示や、ショーなどを行うこともできるエキシビション・スペース、訪れた人々が休憩できるラウンジエリアなど、じっくり感動を味わいたい見どころがたくさん。
情熱の国、スペインで“ロエベ”の魅力を存分に噛み締めながら旅の思い出を刻んでいけたら…そこに大好きな彼も一緒だともう気分も最高潮!
一生忘れられない思い出、リュクスなひと時をぜひ味わってみて。

問い合わせ先:ロエベカスタマーインフォメーションサービス
電話番号:03-6215-6116
URL:https://www.loewe.com/

Text/Yoko Kondo(Fashion editor)