彼にはくだらない話でリラックスしてほしい
「深い話をする」がテーマなのに、こんなこと書くのは気が引けますけど、ミカコちゃん個人の感覚と致しましては、会社で小難しい話ばかりしているであろう彼氏にはせめてプライベートくらい、ただひたすらゲラゲラ笑えるようなくっだらない話でリラックスしてほしいと思っております。なので、極力深い話をしないようにしているのが基本方針です。
その一方で、ミカコちゃんとてイチオウは女の端くれでございますから、大方の女性と同様にそりゃ深い話がしたい時だってあります。ぶっちゃけると、喉から手が出るほど深い話がしたいですよ。なのに、「会社では小難しい話ばかりだろうから、プライベートでは深い話を控える」って、嗚呼ワタシったらなんてイイ女なのかしらと、自分で自分を褒め称えております。なんか、こうやって改めて文章にしてみると、けっこうこじらせているなぁ……。でも、ミカコちゃん同様にこじらせている婦女子ってけっこう多い気が致します。
そんなこじらせ婦女子が「深い話」をするには、どんなテーマで切り出そうとしても「つまらんと思われるかも」と足踏みが起きるでしょう。だからこそ! そもそも「彼氏カノジョ同士で深い話をすることってどう思う?」と、原点の部分から切り出したほうが気持ち的にラクだと思うのです。
もし彼に面倒くさがられたら
万が一そこで、「深い話なんぞ面倒臭いわい」など言われたら、これ以上は言及しないか、もしくは今後付き合いを続けるかの判断材料にすれば良し。「深い話ウェルカムだぜ」となれば、じゃあ遠慮なくってことで、自分が話したい「深い話」をすれば良し。
大事なのは、毎回深い話にならないこと……くらいでしょうか。さすがに顔を合わせるたび深い話だと、「たまにはきのこの山派か、たけのこの里派か……みたいな浅い話がしたいぜー!」ってなるでしょうから。要するにメリハリということなのでしょうね。焼き肉だって、肉ばかり食べるのではなく、肉・肉・野菜・肉・野菜みたいなメリハリが必要です。なので彼氏との話題も「浅・浅・深・浅・深」みたいに、メリハリをつけましょう。最後に……ミカコちゃんはダンゼンたけのこの里派です!
Text/菊池美佳子
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