愛情表現を欠かさないJ君

これはミカコちゃんの男友達J君のエピソードです。彼とは10年以上の交友関係なので、歴代のカノジョを4人知っているのですが、どのカノジョに対しても言葉による愛情表現を欠かしません。それは交際序盤から、付き合いが1年になろうと2年になろうと一切変わらず、「世の男性がJ君のようなタイプばっかりなら、女性たちは皆思い悩むことはないだろうに……」と感心させられます。

そんなJ君ですが、どのカノジョに対しても「話し合い」を尊ぶスタンスでして……。ケンカが起きるたびに、「ちゃんと話そうぜ」と、自ら話し合いの場を設けています。

J君みたいな男性って珍しいですよね。男性の大半は、女性からの「ちゃんと話そ!」というお話し合いを敬遠します。しかしJ君の場合は逆でした。4人のカノジョ達の中には、女性にしては珍しく話し合いがキライな女性もいたのですが、話し合うことを拒むカノジョにも果敢に話し合いを求めるのです。

J君はケンカ時の話し合いに限らず、普段から口数が多いオトコでもあります。口数が多いからこそ、言葉によるコミュニケーションを尊ぶ……ということになるのでしょうか。そして言葉のコミュニケーション重視ゆえに、愛情表現も欠かせない……という思考回路になっているのかな。

なのでずっと「好き」「愛している」「可愛い」を言ってくれる彼氏をゲットするなら、まずはよく喋る男性に目を向けることをオススメします。J君の場合は、直の会話だけでなく、LINEの文章も長文タイプでしたから、文字数も参考材料になるかと! 

トラブルが発生したら…

その上で、何かしらのプチトラブルが発生した際に、話し合おうとするのか、はたまた事なかれ主義で「何事もなかったかのように」に持ち込もうとするのか、男性の出方を見ましょう。話し合いを求めてくるようであれば、言葉によるコミュニケーションを大事にするタイプと言えるはず。ゆえに、言葉による愛情表現も欠かすことはないでしょう。

あっ、あと最後にもう1つ! J君って映画とか観てメッチャ泣くんですよ。これもまた、男性としては珍しいかと。感受性が豊かってことなのかな。感受性の豊かさゆえに愛情表現も欠かさないってことは、泣ける映画のDVDを観るのが1番わかりやすい! 『翔んで埼玉』とかじゃなく『火垂るの墓』とかを観て、相手の涙腺をチェック致しましょう。

Text/菊池美佳子