こんにちは。
今日もワクワク更新してまいします。
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前回の記事を書きながら、
「きっと、ここまでお読みになったブログの読者には、
こう思われる方もいらっしゃるだろうなあ。
そこについても、近いうちにフォローしたいなあ」
と思っていたら、
昨日、読者から、まさに!
「そこについて」のメールをいただきました。
ご紹介いたします。
相手の都合メガネをかけてから、
取るべき行動や、動作が具体的にわかりません。
自分を変えるには相手の立場になって一度客観視し、
それからどのような行動をとるべきでしょうか。
大切なポイントでもいいので本当に教えていただきたいです。
はい。
そんなわけで、今日はここについて補足いたしますね。
私からのお答えは以下の2点です。
1,まず、「自分の都合メガネ」をはずし、
「相手の都合メガネ」をかけてください。
そのあとで、もしもご質問があれば、またお聞きください。
(まずは、屏風から虎を出してください、捕まえますから、的な。笑)
2,このシリーズでは、具体的な行動(DO)については書きませんので、
(今回のシリーズとはテーマが違うからです)
書店か図書館に行って、「人間関係」「コミュニケーション」などの棚から
あなたの今の知りたいことについて書かれた本を読んでみたらいいと思います。
結論は以上なのですが、それぞれについてご説明してまいりますね。
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まず、1つめのお答えについて。
1,まず、「自分の都合メガネ」をはずし、
「相手の都合メガネ」をかけてください。
そのあとで、もしもご質問があれば、またお聞きください。
なぜこのようなお返事になるかというと、
本当に「自分の都合メガネ」をはずし、
「相手の都合メガネ」をかけることができれば、
悩みの8割は消えてなくなるから
です。
「あれも、これも、問題だと思っていた。
混乱していて、苦しかった。
でも、現実が見えてみれば、ここだけ解決したらよかったのですね」
のようになるのです。
このシリーズで書いているのは、
「正しく現実認識をする」という部分です。
「現実認識」を歪めるのは、
「間違った情報や知識」と「あなたの都合メガネ」です。
そして、「自分の都合メガネ」をはずすというのは、
じつはむずかしいことです。
(自転車に乗るのと同じように、
一度できてしまえば、コツが分かって簡単になるのですが。)
それなのに、私がこんなにしつこくしつこく、
何十個も記事を書くくらいこだわっているのは、
本当に、180度、世界が、人生が、変わることだからなのです。
「正しい現実認識」は、
あなたの「DO(具体的に何をするのか、行動や言葉)」の土台になる
「BE(あなたの心、精神、考え方)」であり、
さらにその中でも土台部分となります。
_______________________________
一番目の層 : DO(具体的に何をするのか、行動や言葉)
_______________________________
二番目の層 : BE(あなたのあり方=心、精神、考え方)
_______________________________
土台 : BE 「正しい現実認識」
_______________________________
ということですね。
私たちは、思わず「DO」を知りたがります。
「今から、今日から、『何を』したらいいの?」と。
「それで?それで、じゃあ、いったいどうしたらいいの?教えて!」
と焦っているということは、
まだ「正しい現実認識」ができていない、ということです。
でも、「正しい現実認識」がなければ、
問題が多すぎて、
解決するためのDOが「あれもこれも」と果てしなく多くなってしまうのです。
あるいは、本当はそこに問題などないのに、
解決しようとがんばっている、ということになってしまうのです。
たとえば、前回の記事の例でいえば、
友人たちは、私をバカにする「怖い、いじわるな敵」だ、
いったいどうしたら彼らに反省させられるだろう、
または、彼らに私を大事にさせられるだろう、
さもなければ、こちらから縁を切ってやろうか、と思っていたとします。
しかし、
じつは「怖い、いじわるな敵」なんてどこにもいなかった、
みんな「楽しく遊びたいだけの、ただの女の子」だった、
ということがわかれば、
友人に、怒りをたぎらせ、泣きながら、
1週間かけて絶縁のメールを書く必要もなくなるかもしれません。
あなたの心はすーっと楽になり、
むしろ、
「そっか、私はみんなにとって、話しにくい人間だったのかも。
だとしたら、むしろ、よくしてもらっていたんだな」
と感謝の気持ちになるかもしれません。
■
「正しい現実認識」は、
たまたま最近書きました、
心を「地獄」から「天国」にひっぱり上げるために、
もっとも重要だと思っています。
なぜなら、
私たちの悩みや苦しみというのは、
「正しい知識や情報を知らないこと」と「自分の都合メガネ」によって、
現実を歪曲して見ることによって生じており、
現実を正しく、そのままの姿で見ることができれば、
大部分が消えてしまうからです。
(究極的には、全部消えてしまうと思っております)
「ただの女の子」が「怖い、いじわるな敵」に見えているのは、
世界を歪曲して見ている、「妄想」だということです。
「友人は楽しく遊びたいだけの、ただの女の子だ」
という現実を認識できるようになれば、
悩みや苦しみが8割減るだろう、というのは、
あなたも想像できるのではないでしょうか?
長谷部選手も、「自分の都合メガネ」で、現実を歪曲して捉えていたので、
監督に怒りを感じていたのですが、
ふとそのメガネがはずれ、「正しい現実認識」ができたので、
怒りが瞬時に消えました。
と同時に、
「いかに、サッカーを上達させるか」という正しい課題が見えたわけです。
(長谷部選手のエピソードは
「私はバカにされている」「この人はわかっていない」<6>をお読みください)
彼女は私をバカになんてしていない、
ただ、心から私を助けたい、という善意を持っていた、ということなのです。
それがわかれば、心は穏やかです。
「私のほうがすごいっていうことを、思い知らせてやる!」
とか感情的になることなく、
落ち着いた気持ちで、彼女と接したらいいのです。
そして、結果的に、そのほうが「すごい人」に見られる可能性は高いですよね。
現実は、そんなに怖いものではないよ。
私は、あなたの目の前で、
「そんなお化けいないですよ~~!!」
「ほら、ほら、ちゃんと見てみて~!!」
と手を振って、あなたの妄想を払いのけたいのです。
最後まで書いたら異常に長くなったので、ここで切ります。
つづきます。