なんて質問は愚問である。
だって大事なのは“体位”で
はなく“動き方”なのだから。
ひとつの体位にしても、
動き方は複数あるはず。
例えば正常位にしたって、
出し入れするのと、
円を描くように動くのと、
いれたままで動くのとのと、
クリトリスをこするように上下に動くのと、
いろいろあるし、快楽の種類も違う。
私も「この体位なら」というのはない。
『この体位でこういう動き』じゃないといけない。
だけどクリエイティブ力のない男は、ひとつの体位がひとつの動き
しかないと思っている。だからいろいろな体位をしたがる。
それに自分でこの体位でこの動き方がいいとわかっている女子であれば、
この体位のまま違う動き方をしてほしいときに、「違う動き方をして」といって
もわかってくれず、ただ激しく動かれたりして困る。
動き方の説明は非常に難しい。
だけどクリエイティブのある男は、ひとつの体位でいろいろなパフォーマンス
を発揮してくれるから、自分でも発見できなかったツボを発見してくれて
楽しいし、女子もきっとセックスが好きになる。
つまりは『どの体位が好き?』ではなく、
『どの体位でどういう動き方が好き?』と聞かないといけない。
この愚問な質問は、先週、汐留の高級高層タワーマンションに住んでいる
男子たちとのホームパーティで聞かれた。
彼らは一流企業に勤めるエリート&リッチサラリーマン。
だけど彼女がいない5人組。
東京にはビックリするような高級マンションに住んでいるんだけど、どこか
残念な男子がけっこういる。彼らはとても優しい。お金ももっている。頭もいい。
だけど彼女がいないのは、見た目が残念過ぎるのだ。
顔がブサイクなのは仕方がないし、あまり問題ではない。
だけど彼らは雰囲気ブサイクだ。
まず服がヨレヨレでダサい。
ひとりの男は見たこともないないチョッキを着ていた。
顔が台湾スター、胴体がマジシャン、下半身がB’zの稲葉さんになっていた。
どうして???????
男子諸君、服装は、パンツはユニクロのチノパン、上は麻のシャツや
ノリがぱりっときいた長袖シャツを腕まくりしして着よ。
こういう男をみると、「あ~今までイイオンナと付き合っていないんだな」
と思ってしまう。
そしてホームパーティをするときの家主の注意事項は、お手洗いや洗面所の
タオルをきれいなタオルにしておくこと。今回の男子の家は、洗面所とか
キレイに洗っているけど、タオルがヨレヨレのきたないタオルだった。
ついでに勝手に棚を開けてみると、ほとんどのタオルがボロボロだった。
こういうところをみると、「あ~本当に彼女いないんだな」と思う。
私がリッチな男と付き合っていつもビックリするのは、リッチな男のタオルは
フカフカだ。おふろあがりに超特大のフカフカタオルを出してくれるのだ。
こんな高級マンションに住めるくらいだからきっと稼いでるんだろうに、
投資するところがマンションとか車とか箱ばっかりピカピカで、フタをあければ
残念過ぎて、何を考えているのかナゾ過ぎる。
彼らはコンサル業といっていたが、自分のことはまったくコンサルできていない。
そして例の『どの体位が好き?』という質問に、
『大事なのは体位じゃなくて動き方でしょ?』と返したら、
男子全員フリーズしていた。
ガオガオ☆