柔軟思考のオンナが恋愛を制し、セックスを制する!
話を戻しましょう。異業種交流会でのケンカの原因は忘れました。酔っ払いすぎて覚えていないのです。
相手男性に対して、相当イヤな印象を与えてしまっただろうなぁと反省しつつ、店を去ろうとしたところ、奇跡が起きました。その男性が、ラブホに行こうぜと誘ってきたのです。アンビリーバボー。筆者はモチロンOKしました。
ここで、「あれだけの大ケンカをしておいて誘ってくるだなんてどういう神経をしているのかしら!」とか「まさかケンカでの非礼をフェラチオやらイラマチオやらディープスロートで埋め合わせしろってことかしら?」とかゴチャゴチャ考えてはいかんのです。せっかくのセックスチャンスを逃してしまいますよ。
ケンカしたことは1秒で水に流し、ラブホへGOです。
これはセックスに限った教訓ではございません。例えば仕事において。
かれこれ5年前の出来事ですが、とある連載のお仕事で、「キクチの文章がつまらんので、予定よりも早く打ち切ります」となったことがありました。しかし何ヵ月かして、「またうちで書いてみるかね?」と再オファーが舞い込んできました。ここで、「数ヶ月前につまらんって言った恨み、忘れていないわよ!」とそっぽを向いては仕事にならんのです。
恋愛も然り。ケンカのみならず、自然消滅などでジエンドした元カレから、しれっと連絡が来たとします。ここで、「あの時、浮気をされた私がどんなに傷ついたと思っているの!」だの「あの時、私が何度LINE送ってもスルーしたわよね!」とか恨み節を並べても、そこからは何も生まれません。むろん、もうどうでもいい相手なら恨み節だろうと浪花節だろうとご自由にどうぞ。
しかし、復縁したい気持ちが1ミリでもあるのなら、当時の怒りは水に流すべきです。
女性って、「一度憎いと思った相手は未来永劫呪い続ける」ってスタンスのタイプが多いですが、頑固は損をしますよ。乳首やクリトリスはカタく勃起させても、アタマは柔らかいほうが良いのです。
教訓、「柔軟思考のオンナが恋愛を制し、セックスを制する!」。