これが日本文化の最先端!『第15回 文化庁メディア芸術祭 受賞作品展』

 2月22日(水)から3月4日(日)まで、六本木・国立新美術館で「第15回 文化庁メディア芸術祭 受賞作品展」が開催されます。
「アート」「エンターテインメント」「アニメーション」「マンガ」の4部門で、時代の最先端を行く優れたメディア芸術作品を表彰するこのイベント。
会場では受賞作品の数々を実際に鑑賞することができます。
たとえば、アート部門で大賞を受賞した「Que voz feio(醜い声)」は、2つの画面に映し出された双子の女性が、幼い頃の思い出を同時に語りだす映像作品。
微妙に食い違っていく2人の話が、人間の記憶の曖昧さを感じさせる不思議な作品です。
また、エンタメ部門の大賞受賞作「SPACE BALLOON PROJECT」は、スマートフォンGALAXY SⅡを特殊なバルーンに載せて、上空30,000mの成層圏へフライトさせるという一大プロジェクト。
GALAXY SⅡの画面には、Twitterで募集した「宇宙に届けたいメッセージ」が表示され、そのフライトの模様はUSTREAM配信で38万人に視聴されました。まさにソーシャルメディアが大活躍した2011年を象徴するような試みですよね。

 入場無料とお得感もあるこのイベント、六本木デートのついでにフラリと立ち寄るにはおすすめ。
会場で所せましと上映・展示されている作品を見ながら、「これってどういう意味?」なんてちょっぴりアーティスティックな会話を楽しんでみては?
 もしかしたら、あなたのカレは意外なイマジネーションの持ち主かもしれませんよ?

名称:第15回 文化庁メディア芸術祭 受賞作品展
日時:2012年2月22日(水)~3月4日(日) ※2月28日(水)は休館
   10:00-18:00 ※金曜日は22:00まで開館/入館は閉館の30分前まで
会場:国立新美術館 企画展示室1E(東京・六本木)ほか
料金:無料
電話:03-5777-8600(ハローダイヤル)
URL:https://megei.jp/

Text/Fukusuke Fukuda