女子会に、ママに子どもに「いいね!」の嵐       

メイン2 By Adriano Aurelio Araujo

 原稿を書くために今一度、Facebookにログインしてみました。やはりそこには、おしゃれな男女たちのめくるめく充実ライフが溢れています。A子は日曜日にゴルフへ行った写メをアップし、B美はハロウィンのパーティーで撮ったコスプレを披露。
 中でもよく目にするのが、結婚式の披露宴や二次会の写真ですね。20代も後半になれば、周囲の女子は何かに憑かれたように次々と結婚していきます。披露宴における新婦友人の役割は「華やかさ」で魅せること。
少々派手な方が歓迎されるので、キラキラしたビジュー付きのワンピやアップヘアが望ましい。美しく着飾った友人の姿を見て、早速私も「いいね!」を押してみます。

 結婚式と同じくらい散見されるのが、“子ども”です。女子はママになると、たびたび「Facebookで子どもの成長日記を見せたい病」にかかるようです。
中には芸能人よろしく、子供の目を♡や☆のマークで隠してまでお披露目するママも。このご時世、何が起こるか分かりませんものね。○○ちゃん(→子供の名前)、可愛い~。…と「いいね!」ボタンをクリック。

 でもそこで、ハタと気づくのです。自分は今、本当に心の底から「いいね!」と思ったのか。
ママになった友人の幸せそうな姿を見て、「やっぱり子供は20代のうちに産んだほうが良いのかな。母親も期待してるみたいだし。でも今の彼と結婚できるか、微妙だよな~…」などなど。
 そんな複雑な感情が沸き起こっても、Facebook上では「いいね!」ひとつで片付けることができます。
Facebookの世界を見渡せば、独身女性は、他人の結婚式や赤ちゃんの写真などに、ほとんど無意識で「いいね!」を押しているようです。彼女たちは本当に、すべての「いいね!」を温かくポジティブな感情でクリックしているのか?