後悔してももう遅い! “悲劇の眠り姫”にならないために             

By mathewingram By arhadetruit

 奇跡的にケガが治った恭介は、案の定、それがさやかの契約のおかげとも知らずにうかれモード。
献身的にお見舞いをしてくれたさやかのことなど忘れ、再びバイオリンにうつつを抜かしはじめてしまいます。

 しかも、あろうことかクラスメイトの親友も以前から恭介のことが好きだったことが発覚。
もたもたしているうちに先に告白されてしまい、あっさり持って行かれてしまう始末……。

 結局、そのせいもあって精神的に追い詰められてしまったさやかは、魔法少女の過酷すぎる運命を知らされていよいよ絶望。
ある救いようのない顛末を迎えることになってしまいます(この辺は、ストーリーの核心でもあるので一応ネタバレ回避しておきます)。

 かわいそすぎるぞ、美樹さやか!

 こんなことになるなら、ケガなんか治さずに、「私が一生面倒みてアゲル♪」と恩を売って、自分なしでは生きていけないように飼い殺してしまえば、ゲットできたかもしれないのに!
そう思ってしまう私は、性格が歪んでいるのでしょうか。

 でも、「あのとき、アタックしていれば……」と後悔しても、もう遅いんです。
恩を売るなら、本人にわかるようにアピールしないとオチるものもオトせません。

 結局、「眠り姫女」から脱することができなかったさやかは、悲劇のヒロインを演じる自己満足によって、自分の恋心をごまかそうとしてしまったわけです。

 フツウ恋愛体質も、こじらせると最悪の結末を迎えてしまうこともある。
そのことをしっかり肝に銘じて“脱!フツウ”するためにも、劇場版『魔法少女まどか☆マギカ』を観に行くといいかもしれませんよ。

Text/Fukusuke Fukuda