「1回ヤったら連絡しない」が最低限、「ヤらない」がベスト

――「2回ヤらせたらアウト」という言葉に顔面蒼白になっている読者の方が多いと思うのですが、1回セックスした後にどんな行動をとれば、セフレから本命になれることができるんでしょうか?

鈴木

1回エッチした後に、女が絶対に連絡しないってことですね。それで男から連絡が来なかったら、その人は一発ヤりたいだけだったってことなので、そんな人と付き合っても仕方ないじゃないですか。

だからそんな人はお払い箱でいいんだけど、それで連絡が来るようだったら、1回エッチしてる分、多少ロマンス度が下がっても現実的な話ができますよね。「え、わたし今日何の立場で行くの?」みたいな。

中川

そうそう! 強気になったほうがいいんですよ。どんな女性も「ヤらせてやったんだぞ! ボケ! 粗チン!」くらいの気持ちで臨んだほうがいいと思います。それくらい、モテない男って女のことを神のように崇めている。

鈴木

女が下手に出ると、男の人は「自分には価値があるのか」って当然思いますよね。だから、強気に出て「俺はヤらせていただいているのか」って思わせないといけない。

中川

そういう意味でも、ヤらないまま会う回数を重ねていくのが最高なんですけどね。

――中川さんご自身も、そういったご経験がありますか?

中川淳一郎と鈴木涼美の対談画像
中川

俺が一番「うわーあの女はいい女だ」ってグッと来たのは、絶対にヤらせてくれない人だったんです。ふたりで何回も会うのに、飲み屋で足を踏んづけるだけの人なんですよ。足をずっと乗っけてきて、ズラすと、また乗っけてくる。本人は全く気づいていない風を装って、でも絶対わかってる。で、なにもなかったように「じゃあね」って別れるのが続くっていう。

鈴木

それはいいですね。だって足をスリスリしちゃったらやりすぎだし、そこまでしてヤらせなかったら逆に何なのってなるし。毎回足を乗っけてきて、そのまま帰られてもそこまで印象悪くないですね。

中川

しかも言い訳ができて、もしも俺が「踏んでますよ」って言ったとしても「あ、ごめん。中川さんを踏んでたの? テーブルの脚を踏んでると思ってた」って言えるわけ。こんなこと繰り返されたもんだから、もう、好きになっちゃいましたよね。

「この子を捨てたら人でなし」付き合うには仕掛けが必要

――「できるだけヤるのを我慢せよ」という鉄則は理解しました。ただ、ヤらなかったからと言って、全員が本命になれるわけではないですよね?

鈴木

付き合うとか結婚って、女性に対して圧倒的にgivingで、男性からするとむしろ出ていくもののほうが多い……というか、理想的な状態ではないと思うんですよ。だから付き合わざるを得ない状況に持っていける女性が強いのかなとは思いますよね。「この子を捨てたら、俺さすがに人でなしかな」と思わせるとか。

中川

今の妻と結婚したときも、まさにそうでしたね。俺が36歳で彼女が25歳のときからだから、付き合い始めて4年経つと、彼女が30歳目前になるわけですよ。

そうしたら、彼女のことを知っているお姉さまのような人たちが「あんたね、ガチャ(現妻)があなたと過ごした4年間どうするのよ」って。「1番の女盛りのときを過ごしたあんたがガチャを捨てたら人でなしよ。今すぐ呼びなさい」と言われて、その場に彼女を呼んで、結婚を宣言させられました。

鈴木

それは賢いかも。奥様がどこまで戦略的にやったかはわからないけど、ある程度いろんな女を抱いてきた年上のイケてる男と結婚しようと思ったら、女からの仕掛けが必要ですよね。