ダメ男のギャップ

犬山:ダメ男の中には、傍若無人なのにたまに優しいから、それが過剰によく思えちゃうタイプもいますよね。これがプチ洗脳男の特徴なんじゃないですかね。

―そうだと思います。

倉田:不思議だよね。齋藤孝も本質錯誤の法則と言っていたけど、 9優しくて1 冷たい男と、 9冷たくて1 優しい男だったら、前者の方が優しいに決まっているのに、後者の方が優しく見えてしまうっていう不思議な錯覚があるの。

犬山:ヤンキーが子猫を助けると、本当は優しい人だと思ってしまう、アレですね。普段人殴っているやつが、子猫助けただけですごくいい人になるってどういう話だよ、全然違うからっていう。

倉田:逆に、すごく優しい人の少し冷たいところを見ると、本当は冷たい人なんだって思ったり。少ししかないほうが本当だと思ってしまう錯覚。
でもこれは違うっちゅうの!たくさんある方が本当だ!っていう。

くらたま 倉田真由美 犬山紙子 inuningen だめんずうぉ~か~ 高学歴男はなぜモテないのか ダメ男 インタビュー 『高学歴男はなぜモテないのか』 犬山紙子・著 扶桑社

―犬山さんの著書『高学歴男はなぜモテないのか』にも最新のダメ男がでてきましたね。
いちいち変態、カオスって言う意識の高い男性とか。 クリエーターとかウェブ界にけっこう意識が高い男性がいるんですよ。
“「あえて言うけど」「いい意味で」を多様する男”とか笑いました。
倉田さん、どうですか?

倉田:あえて言うけど、ウザ~~~い!(笑)。

犬山:やった!言ってもらえた(笑)。

―こういう男子多いですよね。あえて言うようなことは言わなくていいと思いますけど。

 次回は、「周囲に絶賛されても合わない男はいる」をお届けします。

Text/AM編集部

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