依存を楽しむ方法その2:仲間

 さて、スタンスを明確にした私たちが次に必要なものは、仲間です。
仲間がいれば、1人では重すぎる依存のあれこれも、仲間と支え合い、笑い合えさえすれば全てネタとして還元出来るという利点が生まれます。
ただし、リアルな関係になってしまうとまた別の重みや葛藤が生まれてしまうので、便利なSNSを利用して、バーチャルな仲間を複数持つと良いと思います。

 私の場合は、ツイッターで好きなアイドルの名前をひたすら検索しまくって、感覚の合いそうな(ツッパリ棒のぶっ壊れていそうな)人を次々リストに入れていったり、たまに話しかけてみたりという方法で、ふんわりとしたネットワークの形成に成功しました。
ふんわりというのはあくまで関係性のことであって、その内部はそれぞれドロドロと依存にもがき、もがき、もがきまくって輝き、輝き、トリップし、またもがき…というスパイラルを繰り返している地獄のような集団なわけですが、やはり同じような仲間となると、鬱状態すら笑い飛ばせてしまったりするんですよね。
すっごくヘビーなセックスアンドザシティというか、なんとも不思議な連帯感が芽生える。
対象がアイドルだった場合は現場でリアルに話す事も出来るし、何より同じようにツッパリ棒の壊れた仲間たちは、境遇が似ている。
つまりアイドル以外にも、リンクしあえる部分があるということです。
要するに傷の舐め合いですね。

「傷を舐め合うだけ関係は生産性がないから無意味だ」なんてことを言う人もいるかと思いますが、生産性や意味が必要になってくるのはもうひとつ上の段階であって、現時点でそうであろうとしすぎすると、また何かがぶっ壊れてしまうと思います。
ですので、ゆるゆると傷を舐め合い、支え合う関係で全然良いわけです。
そんな仲間と出会うためにも、まずサーチスキルを強化しましょう。