2つのお膳立てがないと異物感しか感じないGスポット

 Gスポットは、2つのお膳立てがないと感じないことを多くの人は知りません。
ひとつ目は、「Gスポットに至るまでの丁寧な前戯!」
そして、もうひとつは、「女性が自分自身のGスポットの感覚を把握していること」。

 Gスポットが絶頂スポットだからと言って、前戯もそこそこに刺激されても、痛いだけ!
Gスポットで、気持ちよくなるためには、キスや全身への愛撫で心とカラダのウオームアップが必要不可欠

 それができたら、次に、乳首やクリトリスなど、刺激の強い性感帯を愛撫
膣内が、充血して、愛液が出てきたところで、満を持してGスポットを刺激するのが効果的な愛撫法なのです。

 そして、Gスポットの場所を女性が把握しておくのも大事!
Gスポット探究者の男性に長々と「ここ、どう? ここは? 気持ちいい?」と、膣内をまさぐられてうんざりしても、明確な場所がわからないので、返答にも困ってしまいます。

 マスターベーションの時にGスポットに触れてみましょう。
クリトリスへの愛撫で興奮を高めたら、爪を短く切った自分の中指をゆっくり根元まで入れます。
次に、第二関節を曲げて、指腹で膣壁(クリトリスの裏側あたり)を軽くもみこむように刺激します。
これで、他とは違う快感がある場所が見つかるはずです。

 一般的なGスポット愛撫法は、男性の指を2本挿入するように説明されていますが、男性の指1本でも十分に刺激できます。
男性は、興奮すると、知らず知らず「強く激しく」愛撫しがちですので、彼の手首を軽くもって、「ゆっくり、やさしくね」となだめてあげましょう。

 個人差はあるものの、丁寧に愛撫すれば、ストレートな快感を得られる性感帯ですので、研究してみる価値はあります
ふたりでコミュニケーションをとりながら、試してみてくださいね。

 次回のテーマは、H。 セックスを意味する「H」は、実は、変態 (Hentai) の「H」
ふたりの仲を深めるHな秘密。マンネリ知らずの秘訣をご提案します。

 毎週金曜日更新です。お楽しみに。

Text/OLIVIA

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