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飲み会で始まる膣圧大戦争と男は何のためにちんこがでかくなりたいのか/峰なゆか・卒業♡アラサーちゃん

まもなくアラサーを卒業する峰なゆかさんが、アラサー世代を経た今だからこそみなに伝えたい、女道サバイバル術をエッセイとイラストでお送りする連載です。アラサー以降の方も若い方も、ぜひ参考にしてください!

「大きいのはイヤ」という女が後を絶たなかった

「やっぱり女の人ってちんこ大きいほうが好きなんですか?」って質問に対して、「ちんこの大きさなんて関係ありません!」って答えるのは嘘だろ、というような主張を書いたら「私にとっては本当にちんこの大きさなんて関係ありません! 大きくても痛いだけだからイヤだし!!」という反応をしてくる女がけっこうな数で湧いてきて、「『大きいのはイヤ』って価値観がある時点でちんこの大きさ明らかに関係してんじゃん……」とあまりの頭の悪さに直面したショックで目眩がしたのですが、SNS上に一定数文盲が生息してるのはいつものことなので最初のうちは流していたものの、その後も同じような意見を言ってくる女が後を絶たないので、私はとある疑念を抱くに至りました。
もしかして、ちんこはデカければデカいほどいいと思っている男の数と同じくらい、膣は狭ければ狭いほどいいと思っている女がいる……?

膣圧大戦


ちんこサイズの話題になって「私は16センチくらいがベストかな〜」と言うと必ず「え〜!! 16センチなんて絶対ヤダ! そんなの痛くなっちゃう〜!!」とか言う女が現れるのだけど、「私は平均サイズでも痛いしぃー」とか言う女も出てきて、さらには「指二本でも痛い!」「私なんて指一本でも激痛!!」とかまでヒートアップして、そもそもは「私は締まりがいいんです♡ 16センチがベストとかいうガバマンとは違うんです♡」というセックスアピールとして始まった流れだというのに、指一本入れるだけで激痛の女とぜひセックスしたいと思う男はあまりいないので周りの男たちはだいぶ前から結構引いていることも、「16センチなんて絶対ヤダ!」とか言われて傷ついている16センチ以上の男がいることも、私が他人の膣の事情とか一切興味ねえなと思っていることももはや関係なく、もうこの膣が狭い大戦は女同士のプライドをかけた聖戦なのだ。
本当は常に膣圧計を持ち歩いて、飲み会で膣圧大戦が始まったら颯爽と取り出して実際のとこの数字を出してキッチリ勝敗付けて終戦キメたい願望はあるのだが、急に膣圧戦士として勇ましく出陣するような女は絶対居酒屋のトイレで膣圧計挿入してくれたりしないことは知っているので残念ながら実現はしていない。
ちなみに膣圧の強さランキングと、実際に挿入したときの気持ちよさランキングと、セックス自体の満足度ランキングはまた全然順位が変わってくるのだろうし、どのランキングで優勝したとしてもだからなんなんだという話でもあるんですが。

※「私は締まりがいいんですアピールなんかではなくて、本当に本気で激痛なんです!!」という方は、性病や子宮内膜症、女性ホルモン分泌低下による膣萎縮などの可能性がありますので、とりあえず婦人科にかかることをお勧めします。粘膜を柔軟にするレーザーを照射するなどの性交痛の治療法も色々あるので各自で検索してね!

人は目に見える、数値化しやすいものにすぐコンプレックスを抱くくせして、目に見えない、数値化しづらいものにはなぜか簡単に自信を抱きがちで、ちんこの大きさにコンプレックスを持ってる男でもなぜか自分のちんこの硬さには自信を持っているし、胸の大きさにコンプレックスを持ってる女でもなぜか自分の膣圧には自信を持っていて、「内面より外見重視!」と言われると多くの人が「は〜ダメだ……」と思うくせに「外見より内面重視!」と言われると多くの人が「イケっかも!!」と思う。あなたの内面が他人と比べて優れている根拠って何なんですか?

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