さあ嗅いでみよう

春画 ※陰毛を嗅いでいます

先ずは自分で股を嗅いでみたいとこなのだが、残念ながらそこまで身体が柔らかくないためアンダーヘアをハサミで切って嗅いでみた。ええ、滑稽なことは理解している。

春画 匂い確かめ中 

うーん。スモーク感はあるが、お香の匂いかと言われると謎である。たとえるなら「燻製陰毛」という感じだ。ちなみに、浴衣は翌日になっても白檀や香附子の混ざりあった良い香りになっていた。

パートナーにも股を差出し、後生だからわたしの股を嗅いでほしいと丁寧にお願いしたら、

「うーーーーーん。おばあちゃん家の匂いだね」

と二度目の素直な感想をいただいた。いいんです。わたし、おばあちゃん家の線香とか着物の防虫剤の香り大好きなんで。

暑すぎて浴衣を脱いでシャワーを浴びて、こっそり石けんをアンダーヘアで泡立ててみた。泡はすぐにモコモコになった。

春画 西川祐信《翠簾の内(みすのうち)》

ちなみに実験では股に香を焚いたのだが、上のように枕に香を焚くこともあるようだ。きっと今晩は愛するダーリンと寝るのだろう。愛おしくなる場面である。

今回は「アンダーヘアは泡立てる意外にも匂い付け効果もあるのでは?」という実験を行い、結果は「スモーキーなアンダーヘアになる」という答えになったのだが、煙の少ない香料入りタイプの線香ならもっと華やかな香りのアンダーヘアになるかもしれない。 が、試してみたい方はくれぐれも服などに引火させないでね。

ではまた~

Text/春画―ル