「もし俺が好きなら、もっと…」と考える

もちろん、「もしや俺に好意があるのか?」と思うこともあるでしょう。しかし、「俺も意外とモテるなぁ」とぬか喜びして、あとでガッカリしたくないのが男心。 そこで彼らは、「俺に好意があれば、もっとわかりやすいトスをあげてくるだろう」と結論づけます。その結論が揺らがぬよう、ココロ乱されるよう、逃亡モードへと突入するのです。

だったらわかりやすく、いきなり婚姻届を突きつけるべきだったのでしょうか? 「○○君だったらアナルヴァージンを捧げる覚悟です」と、尻を突き出すべきだったのでしょうか? もちろん違います。

先にも述べた通り、男性って実は、とっても謙虚な生き物です。いきなり婚姻届を突きつけても、「俺が『生涯の伴侶』でホントに良いのか?」と捉えるでしょう。アナルファックを提案しても、「どうせ俺は短小だから、痛くないと見込んでいるのだろう」と捉えるでしょう。

女のプライドを守る、たったひとつの「追い方」

LINEもゴハンも矢沢永吉もダメ、婚姻届もアナルファックもダメ……もはや打つ手ナシかと思いきや、とんでもない! 男性を逃亡モードにさせない「追い方」をご提案します。

それは「シンプル告白」です。単なる告白ではなく、ポイントは「シンプル」という部分。

「私は○○君のことが好きだよ」と、シンプルに告白しましょう。「好きだからLINEしたい」とか「好きだからゴハン行きたい」とか「好きだから付き合いたい」とか、ましてや結婚したいとか、アナルでの快感を教えてとか、尾ひれを付けるのは厳禁です。要するに「好きだが、だからといって○○君にあれやこれや求めるつもりはない」という姿勢が伝わることが大事!

男性にとって、女性からのシンプルな「好き」は、なんやかんやで嬉しいもんですよ。シンプルな「好き」だけならば、絶対に逃げることはないでしょう。美人じゃなくても、Fカップじゃなくても、若くなくても、逃げられることはないと確信しております。

むろん、シンプルな「好き」に徹することで、必ずしも男性側のココロが動くとは言い切れません。しかし少なくとも、逃げていくことはないはず。「今すぐ私の想いに応えてとまで言わないが、せめて逃げないで」というオンナのプライドは、保たれるのだと思います。