心を豊かにしてくれた無駄遣い

昔は「安かろう悪かろう」という言葉があったくらい、安いものは品質も悪かった。なので上質な物は価格もそこそこする…ということになるですが、現在は安くて質も良い物が当たり前のように売られるようになりました。そうなるとお金の使い方、贅沢品の在り方、物の価値観も変わってくるのは当然のような気がします。

コロナの影響でネット通販はさらに伸びてますね。アダルトグッズも売れております。でもネットで買い物しようとすると、あまりに多い商品数とその類似品の中から、はたしてどれを選べばいいのか本当にチョイスが難しい時代になりました。

接客販売という様式が崩れつつあるこの頃。ネット上だけで、失敗せずに購入できるのでしょうか。長らく接客業に従事してきて、考えさせられます。接客をはじめ、エンターテイメントは、まさに不要不急と言われるものかもしれません。中には無駄遣いだと思う方もいらっしゃるでしょう。

でも、私にとっての自粛生活は非常に辛いものでした。もちろん自粛してたら倹約できたんですが、無駄遣いがいかに心を豊かにしてくれていたのかを実感した生活期間でした。外食したい、買い物行きたい、イベント行きたい、映画観たい、テーマパークに行きたい、旅行したい……制限されることは本当に辛いことで、つくづく私は倹約できないんだなぁって思いました。

お金の使い方は人それぞれ、性癖と同じくその人の生きざま、価値観、個性が出ますね。自粛生活中はお金の価値について考えさせられました。そんな今回は「お金と私」について書かせて頂きました。次回は「夢と私」について書きたいと思います。