妊娠の責任の重さと、感染予防の意識が高いアメリカ

その2日後くらいに、いきなり普段の生理より鮮やか色の出血があり(消退出血というものらしく普段の生理よりは少ない出血でした)。うわー本当に効くんだなと思いました。念のため、4週後に妊娠検査薬で検査したら妊娠してなくて、ようやくホッとしたのでした。

アメリカでは結婚していなくても妊娠したら出産し、シングルマザーになるという選択をする女性も多く、逆に結婚してないけど子供はいるという男性もたくさんいます。結婚という形で責任を取るということはしませんが、育児には協力します。男性は子育てに協力し、お金も出すのが一般的です。子供ができた時の責任の重さと感染症予防への意識も高いので、セックスの際にコンドームを着けない男性はまずいません。ちなみにコンドームでの避妊失敗率は3~15%、もしくは2%~15%と言われております(100%じゃないんですよね)。

人間って完璧じゃないもの、性欲が抑えられない夜もあります。だから万が一、避妊に失敗してしまったら「モーニングアフターピル」というものがあることじっくり語っている人が意外にいなかったので、実際に飲んだ人のレビューが誰かの役に立てば良いなぁと思って恥を忍んで書きました。

現在では日本でも簡単に手に入るようになったアフターピルですが、妊娠阻止率は80~84%……それでも妊娠阻止失敗の恐れがあるそうです。まったく望まない妊娠に、女性ばかりがリスクを背負って不公平だなぁと思わずにはいられません。この生理が来なかったりする不安な気持ちを、どうにか男性に分かってもらう方法はないものでしょうか。

若い時は性欲も強く、誘惑に弱く、時にOne night standしてしまったり……失敗を繰り返す、遊び人のダメダメな私でありましたが、アダルトグッズで性欲を上手に解消できるようになってから、つまらぬ男と寝るなんてことはなくなりました。それどころか、グッズによって性感帯の開発が進み、セックスの感度も上がるという良い結果が!

この業界に入って私が伝えたいことは、「アダルトグッズ使って」。アダルトグッズはあなたを妊娠させないし、性病に感染させないし、心を傷つけることもない。もう私のコラムでいやってほど書いてますね(アダルトグッズ購入の際はワイルドワンを何卒ごひいきにしてください)。

自分を一番守ってあげられるのは貴方自身です、ご自愛ください。今回は「アフターピルと私」について書きましたが、次回は「女性向けグッズと私」について書きたいと思います。