コンタクト派の女性が多いのは○○に慣れているから

新担当I嬢は「『眼球に触るくらい優しく触れてほしい』と伝えたのですが、普段メガネの人だったのでその感覚が分からなかったのかも」と嘆いておりました。
筆者が着目したのは「普段メガネの」という部分です。眼科勤務の知人が「コンタクトレンズを怖がるのは男性が多い」と申しておりましたので。

視力低下の対応策は、大別すると2パターンに分かれます。メガネをかけるか、コンタクトレンズを入れるか……です。

女性のほうが外見的要素を気にするからコンタクトレンズを選ぶのかなと思いましたが、ひと昔前と違って今どきのメガネはデザイン性に優れています。自分の顔に合ったデザインを選べば、素顔よりもメガネをかけたほうが美人さんに見えるパターンも……。牛乳瓶の底のようなメガネしか売っていなかった昭和期とはわけが違うのです。

女性がコンタクトレンズを選ぶのは、外見的要素が理由ではなく、カラダに入ってくるモノを受け入れる習性が備わっているからなのでしょう。
膣に男性器が入ってくる感覚と同じように、眼にコンタクトレンズが入ってくる感覚も、受け入れやすいんじゃないかな。
そういえば筆者が中学生の頃、こんなナゾナゾが流行っていました。

「初めての時は痛くて」
「慣れると平気で」
「入れると液体が溢れ出すモノなーんだ?」

回答者の「えー、答えはわかるけど恥ずかしくて言えないよ-」「言っちゃうよ……セ、セックス」に対し出題者は……。
「ハズレ!」「正解はコンタクトレンズでしたー」「○○ちゃんったらセックスだなんて!」と茶化すのがお決まりでした。いま振り返るとホンットくだらないですね。

眼球では分からない!男性にも伝わる例えは…

話を戻しましょう。男性には、カラダに入ってくるモノを受け入れる習性がありません
そのため、コンタクトレンズを入れることに苦手意識が生じるのでしょう。ゆえに新担当I嬢の「眼球に触るくらい優しく」という伝え方では、男性側はちんぷんかんぷん。そうではなく、緑の羽根を用いて説明したほうが手っ取り早いのです。

とは言えデート中、必ずしも街頭募金に遭遇できるとは限りません。募金のチャンスに恵まれなかった場合は「耳掃除」を例えに挙げましょう。カラダに入ってくるモノを受け入れる習性がない男性も、耳掃除はします。

耳穴はデリケートな器官ですから、チカラ任せのオラオラ耳掃除をする人はいないはず。以上を踏まえ、フェザータッチのリクエスト法は「耳掃除くらい優しく」に決定いたしました。