まだまだ根拠があります

 また巨根男性は「面倒事」に慣れています。巨根をフル活用するには、積極的に女性と接点を持ちセックスする必要があります。その過程には、ありとあらゆる面倒事が付きまといます。こまめにLINEしたり、オシャレなカフェでデートしたり、愛の言葉を囁いたり……。クソ面倒くさいでしょうが、セックスに辿り着くためには、それらの過程は絶対に通過しなければならない関門! その関門を通過しなければ、巨根を活用することができないのです。宝の持ち腐れになってしまうのです。

 なので巨根男性は、クソ面倒くさい本音を乗り越えて、面倒事に向き合っています。ロン毛のケアも、短髪ヘアに比べたらクソ面倒くさいはず。洗いっぱなしでオッケーなボウズ頭とはわけが違うのです。巨根男性は、面倒事に慣れているからこそ、ロン毛ケアの面倒事も苦にならないのでしょう。

 そして巨根男性は、オトコ同士で集った際、マスコット的ポジションを担うことが多いです。若かりし頃、キャバクラにお勤めしていた際、団体客の中には必ず「コイツ、ものすごい巨根なんだぜ」と仲間内から冷やかされるポジションの男性が含まれていました。おそらくスポーツジムの大浴場や社員旅行の温泉で、巨根が判明したのでしょう。「風呂の椅子(バスチェア)に座ると、チンチンの先っちょが下につきそうなくらいデカいんだぜ」と、かなり具体的に教えてくださるケースもございました。

 巨根を暴露された男性は、「もうその話はいいよー」「女の子がいる店に来ると毎回この話なんだよー」と赤くなるわけです。そして真っ赤になっている彼をさらに冷やかし、場はますます盛り上がる……まさにコミュニティ内のマスコット的存在! その赤くなった頬を隠すのに、ロン毛は便利なのでしょう。ボウズ頭では、茹でダコのようになってしまい、さらに冷やかされるでしょうから。

 以上を踏まえ、結論! 巨根男性とのセックスをご所望の女性は、ロン毛男性を狙うと良いですよ。むろん、先にも述べた通り、髪の毛と男根に直接的な因果関係があるわけではないので、100%とは言い切れませんが……。「目安」ということで、ご参考にして頂けますと幸いです。

Text/菊池美佳子

次回は<性欲も食欲もあって当たり前!それなのに「キモい人」になってしまう理由>です。
電車の中で飲食する人のことを、ちょっと嫌かな…と思う方もいらっしゃるはず。その嫌な気分の原因は、「欲」を剥き出しにしている姿を見てしまうからかもしれません。これって、食欲だけではなく、性欲に関しても言えるのでは…?