彼を長持ちさせる じらし前戯&ゆるやか体位

 セマンズ法は全部で4ステップ。

STEP1:前戯はstop and start
STEP2:女性がリードする騎乗位でじらし射精
STEP3:添い寝バックでじんわり射精
STEP4:最後の仕上げは正常位

 さっそく、それぞれのSTEPをご説明します。

STEP1:前戯はstop and start

 前戯では、フェラチオや手でペニスへの局所的刺激を与えます。射出感(イキそうになる感覚)が発生したら、刺激を中止。「まだ、イっちゃダメ…」と可愛く(Mっ気のある男には厳しく)囁いて。
リラックスして休み、射出感が過ぎ去ったら、再び刺激 。
このような一連の手順を3回繰り返して、4回目で射精OK。
なかなか3回も焦らすことってないと思いますので、彼がめげないように「まだ、だ〜め」を可愛く言う練習をしておきましょう。

STEP2:女性がリードする騎乗位でじらし射精

 次は、前戯で行っていたペニスに対するじらし刺激を、膣で再現。騎乗位で合体した後、基本的には、女性側が動き、射精感が発生したら動作を中止。リラックスして休み、射出感が過ぎ去ったら、再度女性が動く。4回目で射精。最後の射精時には、男性が動いて射精するのが望ましい。

STEP3:添い寝バックでじんわり射精
STEP4:最後の仕上げは正常位

 添い寝バック、正常位も同じく3回焦らして、4回目で射精。

 以上です。

 セマンズ法の目標は、トレーニングを重ねる事によって、 射精閾値が上昇し、射精に至るまでの時間を延ばすこと。
本気で取り組む場合は、射精に至るまでの時間などを、詳細に記録をつけます。
そうする事でトレーニング効果やトレーニングの進度を確認する事が出来ます。

 1日で4ステップすべてを行うのではなく、3ヶ月〜半年かけて、少しずつ持続力を伸ばしていきましょう。
あなたが、鬼トレーナーになりすぎると、彼のやる気が削げてしまう可能性もあります。
「焦らしを楽しくセックスに取り入れる」くらいの心構えで始めてみてくださいね。

 次回は、持続力ありすぎ!「早く終わって欲しい…」と思ってしまうダラダラ遅漏さんへのアプローチ方法をご紹介します。

つづく

Text/OLIVIA

次回は<持久力は長所じゃない!?「遅漏」を克服するトレーニング法>です。
早漏に悩む男女と同じように、遅漏が悩みの種、コンプレックスとなっていて、治し方を知りたいカップルも少なくないのでは?セックス中にED気味でイケない(射精に至らない)場合は「膣内射精障害」と呼ばれ、不妊の原因ともなり妊活に影響を与える場合も。原因となる間違ったオナニー、治すための対処法、オナホールのTENGAを使った克服法を教えます!