コンプレックスは一粒で二度おいしい

 ある程度、トレーニングやケアをすれば、カラダを変えることも出来ますが、セックスにおいて、コンプレックスは開き直ったもの勝ちだと思います。
「彼に嫌われちゃうかも」と気に病む女性達にお伝えしたのですが、むしろ、コンプレックスを抱いている姿が、男性を欲情させることもあるんです。

 バストで言えば、

「乳輪が大きいのがいや」→
「そんなことないよ!いやらしい乳輪だよ」

「乳首が黒くて…」→
「そんなことないよ!濃いめでかっこいいよ」

「小さいの」→
「そんなことないよ!僕の手のひらにちょうどぴったりだよ」

「大きすぎて、恥ずかしい」→
「そんなことないよ!セクシーだよ」

 男性は、「そんなことないよ!」と否定することで、女性のコンプレックスを寛容に受け止めている「器の大きい俺」を見せられるうえ、恥ずかしがっている「女性の羞恥心を暴く」という征服欲を満たせる。一粒で二度おいしいわけです。

 女性がコンプレックスを打ち明けるシーンは、ふたりのセックスを盛り上げるハイライトだと思っています。愛の踏み絵タイムです。

 それに、長く付き合っていくうちに、お互いのカラダにじわじわ愛着がわいてきますし、コンプレックスは二人の興奮材料に活用してましょう。
ちなみに、筆者も乳輪の色が濃いめなんですが、幾度となくそれをネタにして愛を深めてきました(笑)。

 私が今までに施術をさせていただいたお客様の中には、乳がんで乳房を再建された方、トランスジェンダーで豊胸されている方もいらっしゃいました。
病気について、手術について、術後のバストケアについて、赤裸々にお話を聞かせてもらいましたが、苦渋の末に手に入れたおっぱいに誇りをもっていました。
そんな経験もあり、どんなおっぱいも個性があってセクシーなんだと思うのです。

 次回は、感度を上げるバストのセルフマッサージの実技をご紹介します。
お楽しみに!

 つづく。

Text/OLIVIA

次回は<感度がいいマシュマロおっぱいへと導く「胸コリ解消マッサージ」>です。
おっぱいも凝るって知っていますか?男性に揉まれても全然感じないあなたのおっぱい、男性の揉み方が雑なのに加えて、もしかしたら「胸こり」が原因なのかもしれません。1日3分やるだけでコリをほぐれて、プリプリで感度のよいおっぱいがつくれるマッサージの方法を紹介します!