本当のマッチングとは?

アルテイシア 一徹 『オクテ女子のための恋愛基礎講座』 大学デビュー 童貞 一徹さん

新刊には「自分が本当に欲しいものは何か?を考えよう」と書かれてますね。

A:大事なのは、その人と一緒にいるときの自分を好きかどうかだと思います。
相手に好かれることばかり考えると、イク演技と同じで、自分らしくいられませんよね。
その人と一緒にいるときの自分が嫌いだと、結婚しても絶対長続きしないから。

パートナーは、どういった基準で選べばいいんでしょうか?

A:自分で欲しいものがわからないと手に入れようがないのに、そこを整理できてない人が多いですよね。「ときめく恋がほしいのか?既婚者の肩書きがほしいのか?子どもがほしいのか?生涯のパートナーがほしいのか?」と考えた方がいいです。
それで「やっぱり結婚したい」と答えが出たなら、どんなパートナーとどんな家庭を築きたいか考えてみる。

そのうえで、婚活って資格試験みたいにやるべきだと思うんです。資格試験のときって、趣味や遊びを控えるじゃないですか?婚活すると決めたら「辛くても、今は根性出して頑張るぞ!」って。

I:新刊にも「婚活は女子力より胆力」とありましたね。資格試験みたいに割り切ってパートナーを探すしかないのでしょうか。

A:一生続けるわけじゃないので、期間を決めればいいと思います。司法試験を8年受けてる人って、まず受からないじゃないですか。ここ1年と期間を決めてる人のほうが合格しやすい。婚活が成功している人も、だいたいそうですよね。

新刊では、婚活成功のカギの1つに「フル開示」を挙げてますね。

A:いくつか事例を紹介してますが、たとえば理系の専門職の女性が「仕事に理解のある夫じゃないと無理」と考えて、婚活サイトのプロフィールに専門分野のことを詳しく書いたそうです。すると理系の研究職の男性からアプローチを受けて、結婚に至った。
マッチングって「ケンカに負けて勝負に勝つ」なんですよ。無駄モテでもいいから欲しいと思うと、結果的に遠回りになる。家庭的アピールをして底引き網で雑魚を大量釣りしても、結婚するのは1人だから、無駄なんです。

I:女性は大変ですね…。婚活サイトに登録すると、女性は何百通もメールがくるそうなので、その対応に追われてマッチングを逃すのはもったいないですね。

A:ある程度セグメントした方がいいと思う。オタク婚活パーティーを取材した時に「一般のパーティーの2倍の成立率だ」と聞きました。実際、会場では「あそこで魔王が」みたいな、一般のパーティーでは聞かれない言葉も聞こえました(笑)。
全員オタクなので、趣味のオフ会みたいに盛り上がるんですよ。だからシャイな人でも会話しやすい。ライトオタクでも大丈夫なので、漫画やゲームが好きな女性は行くといいかも。

共通の趣味で盛り上がれるイベントはいいですね。一徹さんのイベントに以前おじゃましたんですが、常連さんも多いのか、お菓子の交換会をしていて、和気あいあいとした雰囲気でした。全員女性なので出会いにはならなそうですが、この世の楽園かと思いました(笑)。

I:女性限定なので、「イベントで恋人ができました」などの報告はまだいただいてないですね(笑)。

A:ハグしてもらえるイベントもあるそうですね。

I:はい。ファンクラブ限定のハグイベントをやっています。

A:一徹さんやエロメンのファンの女性たちが羨ましいですよ。声優さんのファンでDVDを何千枚買っても、ハグはしてくれないじゃないですか?ペニスだってセックスだって見せてくれないし。

I:見せてくれたら大事件ですよ(笑)!

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