男女の考え方の違い

女性:とりあえずは欠点も含めて好きになり、お付き合いが始まってから改めて、彼氏を自分好みにカスタマイズする

男性:付き合ってからカノジョをカスタマイズするのは面倒なので、カスタマイズが必要なオンナとは、はなっから付き合わない

……ってことなのでしょう。「私が好きになった○○君にはこうあってほしいの」と、理想を追求するのが女性。そのため正式交際後も、あれやこれやと追加注文をつけたくなるのです。そしてそれらの追加注文が思い通りに叶わない場合、「彼氏への不満」になっていくのでしょう。

そういえば男性には、正式交際後にあれやこれや注文をつけたり、カノジョへの不満を大爆発させるタイプって少ない気がします。追加注文不要の女性でなければ、正式交際に踏み切らないからなのでしょう。むろん、正式交際後に、まさかの「これはさすがに追加注文が必要だぞ」って案件も浮上してくることもあるはず。たとえば、「いざ付き合ってみたら、カノジョが『口内発射、断固お断り』だった」とかね。

そういう場合は、「口内発射を拒むカノジョを、精飲フェチにする方法」を模索するのではなく! 「じゃあ別れよう」とか「浮気しよう」とか「ピンサロに行こう」とか、別次元で解決を図ろうとするのが、男性という生き物なのだと思います。
良く言えば、「他人を変えられないので、自分が変わる」って思考ですな。

以上を踏まえると、「彼氏のダサい私服をなんとかする」とか「淡泊な彼氏を野獣に豹変させる」とか「早漏彼氏のチ○ポを鍛える」って、他人を変えようとする行為ですよね。「自分が変わる」に置き換えると、ダサい私服や淡泊なセックスや早漏チ○ポが気に入らなければ、別れるか、浮気するか、女性向け性感マッサージを利用するってことになります。それがイヤなら、はなっから付き合うべからず、ということなのでしょうけど……。そんなふうに、ドライに臨める女性って、滅多にいないでしょうね。

というわけで結論! 彼氏のダサい私服や淡泊セックスや早漏チ○ポには目を瞑りましょう。

Text/菊池美佳子
記事初出:2017.01.09

次回は <キャバクラが消滅しない理由は男の習性!実現可能なセックスのおねだりをしよう>です。
「彼氏改造計画」を実行する女心が先週のテーマでしたが、今週のテーマは、改造をおとなしく受け入れる男心。菊池さんの分析によると、それはキャバクラが消滅しない理由と密接な関係があるそうです。男性が喜ぶ実行可能なおねだりを習得して、AM読者のみなさんも充実したセックスライフをお過ごしください!