BDSMの定番プレイ

BDSMは通常のSEXと違い、脳内で感じるSEX。

ソフトSMの定番プレイとしてS側がM側に対して「こうしろ」等命令する、というものがあります。「Sが希望し、Mがこたえること」を楽しむプレイです。
しかし、信頼から築かれた主従関係で成り立つBDSMでは
「SはMの希望をひそかに汲み取ったうえでMがほしい刺激を与え、MはSに理解されている喜びからSに言われるがまま応える」という世間一般とは真逆とも捉えられる関係が出来上がります。

これは【S=service・M=(master)】という言いかえでSM界では隠れた常識となっています。

■Sは「Mが自分に身を捧げている」ということを振る舞いから感じ取る。
■Mは「Sの望むことを行い、従うことでSが悦び、自身もこれまでより更に愛される」ということを経験として知っている。

ここで2人の気持ちが合致し、お互いの望む行為をすることで、精神的充足から快楽を得ることができるのです。

痛いこと、怖いこと、支配されることが嫌なのは人間の防衛本能として当然のことです。
それを超えて頑張る→尽くしてくれる・悦んでくれる→嬉しい=気持ちいい、という方程式が成り立ちます。

妄想でさらなる快感を!

BDSMをマスターすれば、行為に及ばなくとも妄想力(とほんの少しのスパイス)で快楽を得られます。
たとえば、拘束されているだけで絶頂を迎える「縄イキ」だって可能になります。
このコラムを読んでいるアナタには、最大限に妄想力を発達させて、これまでとは比べ物にならないような快楽を味わって欲しいと思います。
まずは、SMは怖い、痛い、我慢、というイメージを捨て、BDSMで気持ちの壁を砕いたあとは、SMイベントやSM Barでアナタの嗜好と合いそうな誰かと出会ってみることからはじめませんか?
そこから生まれ、広がっていくアナタの新しい快楽の世界に人生が劇的に変わって見えること間違いナシ!ですよ!!

…次回は《「パンツのすきまから指を忍ばせ…」リンパと性欲を刺激するセクシャルマッサージ法》をお届けします。

Text/女性向け映像メーカーla coviluna(ラ・コビルナ)スタッフJuli