葛藤を乗り越えるからこそ、尊く見える
BL(ボーイズ・ラブ)は、複雑な心理描写も重要な萌えポイント。
男同士ということで、小説や同人誌内では「友達同士で…」「男同士なのに…」といった同性愛に対して踏みとどまろうとする発言・シーンがよく出てきます。
好きなのに、そのまま突っ走れない。そんな主人公たちの心境に、思わず涙がでる作品もたくさんあります。
また、二次創作だと、キャラクターの設定がすでに決まっているので、「兄弟なのに」「彼女がいるのに」みたいな公式設定に抗う葛藤も味わうことができます。
だからこそ、葛藤を乗り越えてまで想い合う、より純度の高い恋愛……のように見えるんですね。
攻守が入れ替わるのでバリエーションは2倍!
少女マンガや恋愛ドラマの世界では、男女のカップルですので組み合わせが限られてきます。
一方、BLの世界は、どっちが攻め(ゲイ用語でいうタチ)になっても受け(ゲイ用語でいうネコ)になってもいいわけで、同じペアでも攻め・受けが変われば2度楽しめる!
同じジャンル(ハマっているマンガ・アニメ・アイドルなど指してジャンルといいます)の同人誌でも、カップルの受け・攻めの配役によって、まったく違う作品かのように楽しめます。
どうですか?腐世界に興味を持っていただけましたでしょうか?
ちょっと覗いてみたいという方のために、腐世界に行く際のHow Toを次回、解説したいなあと思っています。
…次回は《ウェット&メッシーで男でも女のような絶頂が可能?奥深いフェチの世界》をお届けします。
Text/女性向け映像メーカーla coviluna(ラ・コビルナ)スタッフ・さくら
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