恋愛とエロスが独立してない日本

アル:昔、コロンビア人の男子に「君は一晩で何回イったことがある?僕がその数を超えてみせるよ」と口説かれてさ。
すると周りにいたスペイン人の女子が「彼セックス上手そうだしヤらなきゃ損よ!」「ワンナイトスタンドこそ最高じゃない!」と口々に言ってきて、これが文化の差だと思った。

―日本人の女子なら「遊び人っぽいし、やめときなさいよ」「一夜限りなんてダメよ」って言いそうですね。

アル:ラテンはエロスがエロスとして成立してるでしょ?でも日本は「愛のないセックスはダメ」って恋愛とエロスが独立してないから、男も「好きだ、付き合おう」と口説いてくる。

「自分はやっぱり日本人だ、米がうまい!」って女子はラテンになる必要はない。
でも「恋愛とセックスを切り離して楽しみたい」って女子も罪悪感を抱く必要はない。セックスは人それぞれだから、自分で自由に選べるのが一番だと思う。

ファー:それは大事ですね。精神的な自由がある人って魅力的になるから。
やっぱり機会は増やしてほしいですよ。ヤリマンになるとかじゃなくても、考えこんで足を止めたら、良い方向に進まないじゃないですか。
まあ男もそうですけど、出会いもふくめて「機会を増やしていこう」ってことですかね。

アル:避妊や性感染症予防など、リスク管理は万全にして。

ファー:それだけは怖いですね。男はなんだかんだ言いながら、ナマでやりたがろうとしますからね。

アル:それはあなたじゃないですか?

ファー:やめてくださいよ(笑)

アル:ヤリチンでナマでしたがるとか、どんだけバイオハザードなんだ!危険危険!

ファー:でも実際問題、男ってスキあらばナマでしたい根性ありますからね。

アル:<不特定多数と性行為をもつ男性に限ってゴムをつけない>というデータもあるので、ナマでしたがる男はヤリチン率が高いとも言える。
ファーさんはアンブレラ社に行って細菌兵器になってくるといいよ。

ファー:俺は性病童貞やっちゅうねん!(※直近の診断による実話)