“自分らしさ”にこだわらない生き方

AM: 恋愛も主体的になった方がいいですよね。でも、分かっているけどできない女子も多いと思います。コンプレックスを抱えていると特に。

アル:コンプレックスをほどくには、なるべくキャラを意識しない・自分を縛らないのがオススメ。
たとえば「女らしい服なんてキャラじゃない」って人もいるけど、私はキャラとか関係なくコスプレ感覚で着ているんです。試しに着てみれば「お、意外といいかも」と思ったり、周りの反応が違って楽しかったりするし。自分を縛ってストッパーをかけるのは損ですよ。

あと“自分らしさ”にこだわらない方がいいと思う。「こういうのは私らしくない」「本当の自分じゃない」とか。
“タマネギの皮を剥いたら本当の自分が現れる”と考える人もいるけど、タマネギ全体が自分なんですよ。
強さも弱さも男らしさも女らしさも優しさもズルさもあって、その全部が自分。そんな風に丸ごと受け入れれば、自己肯定できるんじゃないかな。

AM:新刊には『いいセックスをすることで、自己肯定できることもある。こじらせをほどいて、女としての自信がつくこともある』と書かれてますね。

アル: うん。セックスを通して「自分にはこんな面もあるんだ!」と発見することもあるし。新しい自分に出会うことを楽しんでほしいです。「オラ、ワクワクしてきたぞ!」を口グセにして(笑)。

AM: 悟空の決めゼリフですね(笑)。それで、サイヤ人方式で自信をつけていくと。

アル: 私も昔はコンビニ店員にもビクついていたし。悟空だって最初はヤムチャと戦ってたし。
人は強くなれますから。弱い自分を否定するんじゃなく、強い自分を育てていってほしいです。

AM: 否定すると、ますます自信をなくしますし。

アル: 否定グセのついてる女子が多くて、ほんと悔しくてならない。「みんなそれぞれ魅力的なのに…!」って。
私は女の子が好きなんですよ。男は自分の好きな男以外興味ないけど、女の子はだいたい好き。全然タイプが違っても、話せば分かりあえると思っている。
女の子は柔らかいし綺麗だし賢いし一生懸命だし、本当にすばらしい。

連載でも<香水瓶の理論>の話をしたけど、全ての女の子にはその人本来の“オリジナルのいい香り”がある。それは香水瓶のフタを開けないと出てこないから、自分の魅力を信じて、解き放ってほしいです。
じゃないと人類の損失ですよ!もったいない!!

 そんな女子愛あふれる(笑)アルテイシアさんのインタビュー、最終回に続きます!

恋愛とセックスで幸せになる 官能女子養成講座 アルテイシア 『恋愛とセックスで幸せになる 官能女子養成講座』/著:アルテイシア/出版社: KADOKAWA/メディアファクトリー

 新刊『恋愛とセックスで幸せになる 官能女子養成講座』が発売中!
オーガズム力の高め方・男をトリコにする秘訣・セックスレス解消法…etc、女子が幸せになれるコツが満載♪

Text/アルテイシア

AMをiPhoneアプリで読みませんか?

お気に入りのライターや連載を登録すると、プッシュ通知でお知らせすることや、お気に入り記事を保存できるので、AM読者は必携です!
ダウンロードはこちらから。

Twitter、FacebookでAMのこぼれ話をチェック!