もう一つの原因、神経疲労は、目を使ったり、緊張したり、神経を使って疲労が溜まってしまうこと。
だから、一日中家の中でPCやテレビばかり見ていたら、そりゃ婦人科系トラブルは起こるよねー（笑）。

　きらくかんでは体を動かしたり、ウォーキングのレッスンをしたり、神経の疲れを取ってそのトラブルを改善していくんだけど、きらくかんに来てくれる人たちから、面白い感想を聞くようになったの。

「生理の不調がなくなったのと一緒に、すごく感じるようになってきた」

　つまり、イケる体の大切なポイントは、トレーニングやテクでもなくて「生殖器の血行」だったのよ。

　SEXでもオナニーでも、イクための動作は「摩擦」だよね。
あれは摩擦によって性器を充血させているわけなの。
いちばんわかりやすいのは、オチンチンがイクまでの働き。
手でも口でもアソコでも、ようはゴシゴシされることで、オチンチンはどんどん充血して膨張して射精する。 これは女性のクリトリスもヴァギナでも同じ。プクプクに充血することでオーガズムはやってくるの。

　よくある「イケるようになるトレーニング」っていうのも、性器が充血しやすくなるように性器自体や性器のまわりを柔らかくしたり、動きを良くしているからイキやすくなるんだよね。

　イケるようになりたかったら、骨盤の中、生殖器の血行を良くすることが第一条件！
いくら性器をこねくり回してトレーニングしたって、キューキューでカチコチの骨盤で、冷えた性器は感じないのだ。

「おしん」の有名なシーンで、おしんのお母さんがわざと冷たい川の中に入って、無理矢理流産させるってシーンあったじゃない？あれも同じことだよね。生殖器は冷やしたとたん働きがストップしちゃうんだよね。
繰り返し言うけど、体の仕組みってシンプルなんだよ。

　骨盤の中を温めるのは外からじゃムリ。お風呂や使い捨てカイロやジンジャーティーじゃあ芯まではあったまらないゾ（笑）！
寒い冬でも元気に歩いてホッカホカの骨盤とイケる体を手に入れようね！

【つづく】

Text／奥谷まゆみ

お気に入りのライターや連載を登録すると、プッシュ通知でお知らせすることや、お気に入り記事を保存できるので、AM読者は必携です！
ダウンロードはこちらから。

■Twitter:＠am_amour
■Facebook:https://www.facebook.com/AM.website