オトコの無性化は、オンナのせい

 特に私がヤバイと思っているのは、オトコ
現代社会のオトコ、やばいよ。
草食男子なんて言っている場合じゃないよ。
あれは女性化じゃなくて、無性化に近いよね。

 じゃあどうして現代男子はヤバくなっちゃったのか。
その一番の原因は、オンナにあると私は感じているのだ。
オンナがオトコをダメにしている!とね。

 オンナの中でも、オトコをダメにしている中心人物は母なのだ。

 私は体を観る仕事をするようになって、いろんなことを知ったけど、その中でも、オトコとオンナって、ホントーーーーーに違うんだな!って、今まで生きてきて感じてきたことの100倍くらい感じるようになったんだ。

 その一番のきっかけは、子どもたちを観るようになったこと。

 私の仕事場「きらくかん」は、産前産後のからだ作りのママたちもたくさんくるから、子連れで来る人も多いのね。
私は男女の性差が一番出るのって2歳くらいだなーってよく思うんだけど、そのくらいの歳の子は、まだママから離れて遊んで待つことは難しい。
だから、ママがからだレッスンを受ける時は、一緒にいるんだけど、私たちがママの体の観察をするためにうつ伏せになってもらうと、その子どもたちは、ちょっと焦ってメソメソっとなるの。

 でも、この焦りやメソメソは、男の子と女の子ではちょっと意味が違うのよ。
女の子のメソメソは「ナニ?私をほっぽらかしてどういうこと!?」っていう意味。
だから、スタッフのお姉さんが遊んでくれたり、おやつが出てきちゃうとたいていはごきげんになっちゃって、ママが終わって「帰るわよー」って言っても、「ヤダ!もっと遊ぶ!」って大騒ぎになるパターンが多いの。

 一方男の子はというと、メソメソしながらも、お母さんの上に馬乗りになる。
ここがポイント。お母さんの陰にかくれるんじゃないのよ。隠れる男の子はまずいない。
これは「ママと離れたくない」というのではなくて、「ママに触れさせないようにしている」わけ。
つまり「オレの大事なオンナに触るんじゃねえ!」ってこと。