潮の特徴

*量に差があり、2~150ml
*色は透明、白っぽい、または黄色がかっている
*オーガズム時に出るものと、オーガズムに関係なく膣内の上壁への刺激で出るものがある
*膀胱から尿道を通って出てくる(つまり大部分は尿)

今年に入ってフランスで発表された実験結果によると、排出されるタイミングが男性の射精と同じようにオーガズムと同時であって、排出された液体中にスキーン腺という女性の前立腺にあたる部分から分泌された成分が混ざっているものを”female ejaculation”(女性の射精)といい、オーガズム時に出ていてもその分泌液が含まれていないもの、オーガズム時ではない時に出るものはいずれも”squirting(一般的に“潮”と訳されている)”と言うそうです。

面白い結果ですが、はっきり言ってどうでもいいですよね(笑)。

“female ejaculation”でも“squirting”でも、そういう現象が誰にでも起こり得るんだと理解し、相手にも知ってもらえば、出そうになることを我慢しすぎて集中できなくなることも、出てしまって恥ずかしい思いをすることもないと思いますよ。

そしてセックスの時には、体の下に大判のバスタオルを敷いておけばベッドを濡らすこともありません。潮の量が気になる人は、子供用のおねしょシーツを敷いているそうです。
※ちなみに、セックス中にビュービューと大量に噴射する人は、その“パフォーマンス”の準備として大量に水分を摂っています。セックスしている時間に膀胱に“自然に”溜まっていく水分の量はそんなに多くないはずです。

でも不快感があったら、止めてもらいましょう!

ただし、愛撫中や挿入中にうっかり出てしまうのならまだしも、二人目の方の文中に出てきたように、無理やり吹かされるような不快なものは、指で膣内の上壁を指で掻き出され潮を吹かせているだけであって、指で水分をかき集めて尿道から押し出しているだけなので、自然な現象ではありませんし、膣内の粘膜にも負担がかかると思います。

相手が潮吹きを喜んでいたとしても、不快に感じるのであればすぐに止めてもらいましょう。

Text/Betsy

初出:2015.10.1