最近は若い男性も、勃起力の低下に悩む人が増えているんだとか。
50歳を超える頃からEDの兆候が出はじめるのが一般的ですが、ストレス・飲酒・喫煙・不規則な食生活などにより、20代でもEDになる可能性はあるそう。

　男性は「朝勃ちしない」などEDの兆候を感じたら、健康的な生活を心がけましょう。それでも改善しなければ、泌尿器科を受診しましょう。問診によって原因を探り、必要であれば薬を処方してくれますよ。
勃起力の低下は男性ホルモンの減少が原因ですが、オーガズム筋を鍛えるトレーニングである程度はカバーできるそう。

　トレーニングの方法は＜肛門をキュッと締めて引き上げるようにして、5秒キープ＞という簡単なもの。
これは女性の膣の引き締めにも効果があります。特別なグッズとか使わなくても膣は鍛えられるので、みんなキュッと肛門を締めよう！私も締めながら原稿書いてるよ！

　精神面からペニスが勃たない場合もあります。ペニスはプレッシャーに弱い棒なので、一度勃たないと「また勃たなかったらどうしよう」と不安になって、さらに勃たなくなるケースは多い。

　そんな彼氏には「勃起しちゃダメゲーム」がオススメ。セックスの時に「今日は勃起しちゃダメ」とルールを決めて、焦らすように全身を愛撫してあげる。すると、勃つ。
ペニスは勃っちゃダメと言われると勃つ、ツンデレ棒なんですね。

　とはいえ、いつか勃起しなくなる日はくるので、ペニスに依存しないセックスが大切だと思います。

　知り合いに「俺は強力なバイアグラを飲んでるから2時間はもつ！」と誇らしげに語るおじさんがいるけど、なぜ誇らしげなのか意味がわからない。
「自分の力で勃ったのではないぞ！バイアグラの効能のお陰だということを忘れるな！」（byランバ・ラル）*1と説教したくなります。

　おじさん世代はとくに、ペニスにアイデンティティを宿す人が多い。なぜ、たかがイチ臓器に宿すのか？そういう男根主義が根強いから、＜死ぬまでSEX・死ぬほどSEX＞特集がバカ売れするんでしょうね。最後のともしびを燃やしたい的な。

　週刊ポストの＜もう一度だけでいい、20代を抱いて死にたい！＞という特集をみて「抱かれたくない！」と叫びました。まあ私は20代じゃないけどな。
＜こんなの始めて！ベテランの味で女子を翻弄せよ＞という特集もあったけど、おじさんたちよ大丈夫か、正気か？

　AV不況のこの時代にも、老人と若い女のセックスを描いた『禁断介護』シリーズは70作以上も発売中。
あらすじを読むと＜夫の出張中、欲求不満の嫁が舅のおむつ交換をしながら、ムラムラして舅を誘惑。舅も介護老人とは思えぬ元気な勃起ぶりで、嫁の性欲を十二分に満足させる＞と書いてあって、青筋が浮かびました。介護者を冒涜するのもいい加減にしろコラ。

　でも、こういうのを見ると「セックスにガツガツする必要なんてない」と腹の底から思えますね。“セックスしなきゃダメかもプレッシャー”を手放すために、おじさん雑誌を読んで「アホか」と吐き捨てるのもオススメ♪

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