愛され痴女=オーガズム女神を目指す!

 痴女というと、磨き上げた匠の技で男にサービス(奉仕)するイメージがありますが、それは真の姿ではありません。
『anan』のセックス特集に載っていた<テクニックを駆使して射精まで導き、最後はお掃除フェラで終了>なんて過剰サービスを提供すれば、「挿入せずにフェラだけさせられる」という、無残なフェラ奴隷になってしまう。

 愛され痴女が磨くべきは、テクニックよりもオーガズム力。

 女性が究極のオーガズムに達すると、膣が大きく波打ち痙攣して、ギュッギューッ!!と強力に締まります。よって男性も挿入した時、かつてない快感を味わえる。
また究極のオーガズムに達した女性は、全身に鳥肌がたち、顔も体も紅潮して、呼吸も乱れ、脈拍も上がり、取り組みを終えた直後の力士のような状態になる。

 そんな力士状態の女性を見ると、男性は「演技じゃなく本気でイッてる…!!」と確信して、感動するのです。
貴乃花の表彰式の小泉元総理のように「感動した…!!」と震える。
この“震えるほどの感動”がキモなのです。

 男性には「①自分が気持ちよくなりたい」、「②相手を気持ちよくさせたい」という2つの欲求があります。
女性が究極のオーガズムに達すると、男性は②が満たされて感動して、自信がつく。
するとその後は“自分に自信を与えてくれた存在”として、女神のように崇められます。
奉仕系のセックスをして男性を喜ばせても、崇められたりはしません。

 一方、相手に自信をつけてオーガズム女神になると、大切に扱われます。
「チンポしゃぶって」みたいな無残な扱いなど受けず、むしろ相手は「また彼女を喜ばせて、あの感動をもう一度…!」と思うので、気合いを入れて前戯にも勤しむ。

 奉仕系セックスは「相手は満足するけど自分は満足できない」、「相手を喜ばせねばと義務感にかられる」という点で、ハッピーではありません。

 愛され痴女のセックスは「自分が満足することで相手も満足する」という、双方のハッピーが可能。
男女ともにセックスに前向きになり、WIN-WINの関係を築けるのです。