「ホントは欲しい」と「イヤ、勘弁してほしい」の境界線

逆のパターンもあります。4~5年前、当時の筆者はア○ーバブログを利用しておりまして、そこで知り合ったアメ○バー男(30代・建築関係)とオフパコした際のことです。
ドライブ中、なんとなくワイ談になったので、「よっしゃ、今のうちにイヤなプレイは伝えておくか」と先走った筆者は、「アナルプレイって全然いいと思えないんだよね」という話題をサラリと出しました。
すると彼は、「アナルも濡れるからノープロブレムさ」とドヤ顔。

この時、なんとなくいやな予感はしたのですが、案の定! クルマを降りてオフパコに至った際、彼はアナルにちょっかいを出してきました。
「さっきイヤだって言ったじゃん」と言っても、「ホントは欲しかったんだろ」と再びドヤ顔。

そうじゃねえよ……ホントにイヤなんだよ!

……ここまでは、男性ばかりが悪いとでも言いたいような書き方をしてしまいましたが、決してそうではありません。やっぱり、男性にとって「いやよいやよも好きのうち」を見分けるのは至難のワザなのですよ。

「イヤ」などの否定語を連発するのは女性の性(さが)!

男性は、私たち女性に比べて「察する」ということが苦手なんです。
太古の昔から子育ての役割を担ってきた女性は、赤ちゃんの泣き声だけでオッパイなのかウンチなのか見分けることに慣れ親しんできました。それが本能として現代女性にも受け継がれているため、私たち女性は「察する」ことが得意なんです。
女友達に対して、「嬉しそうだね、何か良いことあった?」とか「なんか暗いよ、彼氏とケンカでもしたの?」など言って、「ああ、思ったとおり!」と実感した経験をお持ちの女性も多いことでしょう。

対して男性たちは、太古の昔から、狩猟など外で働く役割を担ってきました。
最近は、育児に積極的なイクメンも多いとはいえ、本能レベルでは「察する」ということがどちらかというとあまり得意ではありません。余談になりますが、男性に対して「メールが少なくて寂しい私の気持ちを察して!」と求めるのは無理なのです。メールが欲しけりゃ、「もっとメールくれたら嬉しいな」と率直に伝えましょう。

しかしセックスの場合は、「いやんッ……って言っても、ホントのイヤじゃなくてね」と率直に伝えるわけにもいきません。では、どうすべきなのでしょうか?

手っ取り早いのは、「イヤ」とか「ダメ」などの否定語を控えるという方法がありますが、それもつまらないですよね。セックスにおいて私たち女性は、身体構造上どうしても受け身になります。そのためか、「抵抗しているのに、ちょっと強引に攻められるシチュエーション」で興奮を得る女性はとても多いです。
事実、レイプ物のアダルトビデオやレディースコミック、官能小説や脳内妄想をオカズにしている女性はごまんといます。そう考えると、男性とのセックスにおいて、「イヤ」とか「ダメ」などの否定語を連発するのは女性の性(さが)! 

よって、「いやよいやよ」を封印する必要はないでしょう。しかし、男性を困惑させる曖昧な表現は避けるべきです。
では、「抵抗しているのに、ちょっと強引に攻められるシチュエーション」に萌える女性は、どのように振る舞うべきなのでしょうか?