彼氏の欠点をセフレで補填?

 そしてもう一つの話題は、これ。

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S:今は出会い系で出会った彼氏に欠けてる部分を、出会い系で出会ったセフレで埋めてる感じ。私は、寂しがり屋でずっと誰かと連絡とっていたいタイプなので、彼氏が忙しいときはセフレに連絡して、それでもダメだと別のセフレに……ってやって、バランスをとってます。
ひどいことをしてるなとは思うんだけど、もうそういうやり方が癖になってるし、安定するんですよね。他の女の子はそういうジレンマをどうやって解消してるんですかね?
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 この言葉を聞いて、以前読んだ一冊の本を思い出しました。
それは、レコーディングダイエットでおなじみの岡田斗志夫氏が書いた『フロン―結婚生活・19の絶対法則』という本。フロンは“父論”のことだそうです。

 この中で岡田さんは、「恋愛相手の条件、結婚相手の条件、一緒に子育てしたい相手の条件はそれぞれ違うから、それを一人の男性に求めるのは無理がある。だったらこれまで夫単体に依存していた関係を複数人に分散すればいい。女性は男性を“父親役”“仕事のパートナー”“セックス用”と、意識的に使い分ければいいんだ」と説いています。

 Sさんは「女の欲望丸出しのひどいこと言ってますよねえ」なんて言ってましたが、こういう考え方もありますので、興味があったら是非ご一読を。

 でもまあ、実際のところこの方法を実践できる女性は、そうそういないでしょう。条件や役割だけで相手を図るってことは、自分も条件や役割だけで図られてしまうということ。それってちょっと寂しいし、長所も欠点も受け入れあったカップルじゃないとわからない味わいみたいなものってありますもんね。

 誕生日に夫から花を送ってもらえるお母さんを「羨ましい」というSさん。
そう遠くない未来に補填する必要のない相手との出会いが待ってるんじゃないか。なんとなく、そう思いました。

 次回は、「小学校6年のときに中イキを体得して(笑)」と話す、OLのNさん(27歳・メーカー営業)のインタビューをお届けします。

Text/遠藤遊佐

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