2人目の彼氏にふられて方向転換。出会い系でのヤリマン生活へ!

――初体験はいつだったの?

S:大学一年生の冬。うちの大学、「新入生は大学の銀杏並木の枯れ葉が落ちきるまでに彼氏を作らないと一生シングル」っていうジンクスがあったんです。だから文化祭のときに一緒にお店出した鹿児島県人会の先輩と、慌てて付き合って。

――その先輩はどんな人?

S:薬学部の三年生だったかな。酔った勢いでベタベタしてたら向こうから告白されて。なんかすごい純情な人で、家の前まで送ってくれたとき真っ赤になってチューしてきたのを覚えてます。
でも、男女交際ってこういう感じなんだっていうのがわかったら醒めちゃって、すぐふってしまいました。

――ふっちゃったんだ!(笑) 好きだったわけじゃなく、恋愛に対する憧れだったのかな?

S:憧れというより、とにかく男女交際やセックスってものを体験してみたいって気持ちが強かったんだと思います。自分は同い年の女の子より性的に遅れてるっていう自覚がすごいあったから……。それもさっき話したのと同じで、焦りというか負けん気ですよね。
でもまあ、やってみたらこんなものかなと。で、その後2人目の人と付き合うんですけど、その人が曲者で。

――どんな人?

S:友達の飲み会で知り合った26歳の起業家。酔った勢いでエッチしたら「セックスしちゃったし、付き合おうか」って言ってきたんです。でもその人とは結局ワンシーズンくらいしか続かなかった。向こうからアプローチしてきたくせに「最後まで君のこと好きになれなかった」っていきなりふられて。
夜中に会いたいって言われたら、すぐ駆けつけたりもしてたからショックでしたね。
結局、その失恋で「男の人ってこっちが尽くしてもあんまり関係ないんだな、ひどい生き物だな」って気づいたことがきっかけで、ヤリマン生活に突入してくんですけど(笑)。

――2番目の彼氏のことは好きだったんだ。

S:最初はセックスしたいとか寂しいとかいう気持ちで付き合ったんです。だけど、私、その頃に起業支援活動をしていたこともあって、企業家の彼が一生懸命がんばってる姿に惹かれて。顔はそんなにかっこよくなかったけど、なんかキラキラしてたんですよね。

――ヤリマン生活っていうのは、具体的にどんなことしてたの?

S:その彼にふられてから、出会い系にハマり始めたんです。私は、気分屋で気分がのらないと約束をドタキャンしちゃうことが多くて、合コンにあんまり誘ってもらえないんですよ。でもセックスはしたいしっていろいろ考えて、行きついたのが出会い系でした。やるとなったら徹底的にやるタイプなので、いろんな出会い系に片っ端から登録しました。
こないだ数えてみたら、ヤリ目的が強いものから恋愛中心のものまで18社くらい。

――うわー、1社につき1人会ったとしても18人か……。

S:今のところ、出会い系でセックスした相手は50人くらいです。

――性に関して厳しかった高校までのことを考えると一気に盛り返しましたねえ。すごいハジけっぷり!(笑)

 次回は、Sさんの「彼氏もセフレも出会い系で補填!淫語で興奮するセックス生活」についてお届けします。

Text/遠藤遊佐

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