バレにくさ★★★★★

⑨呼吸が深くなる

イク=激しい呼吸と思われがちですが、実際にはオーガズムに向かって呼吸が深くなっていく人が多いように感じます。吸う時間が短く、吐く時間が長いイメージです。オーガズムが近づくにつれて吐く時間が長くなっていき、喘ぎ声が出る余裕もなくなる人もいます。息を吐ききって声が出ず、口をパクパクさせているくらいがリアルに感じるかもしれません。

⑩喘ぎ声の合間に「ィ」を入れる

喘ぎ声の合間に「ィ」を入れるって何のこっちゃと思う人もいるかもしれませんが、マジイキ女性に時々みられる特徴です。喘ぎ声といえば「あぁ」や「あぁん」「イイ」が一般的ですよね。そして、イク直前になると相手に知らせるために「イク」「イッちゃう」と言います。ところが、イクまでの快感度数は一直線に右肩上がりしていくわけではなく、最後の最後で小さく波うつように上下することがあるんです。イキそうでイカない1、2分のせめぎ合いもよくあるんですね。そんな時に「あぁぁぁ、ィ(クと思ったけどもうちょっとだった)……あぁぁぁん」というように「ィ」を挟むことがよくあります。女性のマジイキを見慣れている男性は、この特徴が見られるとオーガズムまであとわずかだと体感で知っているので、切羽詰まった相手の様子に誘導されて自分が先にイッてしまわないよう、グッと我慢しているようです。それを逆手にとって、そろそろ相手にイッて欲しい時に使うのもいいかもしれませんね。

前編・後編で、イッたフリ10選をバレにくさ順で紹介しました。これらを駆使して、よりバレにくいイッたフリの技術を磨くのもいいと思います。ただし、私がずっと言い続けているように、イッたフリはリアルさを出そうとすればするほどマジイキから遠ざかります。相手の期待に応えようと軽い気持ちでフリをしだしたら、癖になってやめられなくなることも考えられます。パートナーとのセックスで本当に感じたい人、いつかはマジイキしてみたいと思っている人は絶対に真似しないでくださいね。

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Text/BETSY