結婚したら熱心な趣味はやめなきゃいけない?配偶者に理解されるために


by George Webster

結婚相手に求める条件として“共通の趣味がある人” “趣味を理解してくれる人”を挙げる人は多いです。
私の周りには結婚後も趣味を謳歌する友人が多い一方、配偶者が趣味活動にいい顔をしないという話もよく聞きます。

私にとって趣味は仕事をするための、もっと言えば生きるための活力です。仕事を理由に趣味の時間を削ったことはあっても、結婚を理由に趣味を我慢したことは1度もありません。なんのために働くか、なんのために食事し、なんのために睡眠をとって、なんのために健康を維持するか……全ては好きなこと=趣味を楽しむためです。

意外といる……趣味活動にイヤな顔をする配偶者

配偶者が趣味にいい顔をしない理由は、主に2つのパターンが考えられます。
1つは配偶者の独占欲が強く嫉妬深いパターン、もう1つは自分自身が趣味に時間やお金を費やし過ぎて結婚生活を蔑ろにしているパターンです。

“配偶者の独占欲が強く嫉妬深い”が原因の場合は、配偶者の心を変えようとするより、配偶者を変えてしまう(離れる選択をする)方が話は早いです。独占欲や嫉妬心は人によって差があり、簡単に変わるものではないからです。

たとえば、私の知人女性は結婚するまでジャニーズのコンサートに通っていたのですが、結婚出産を気にコンサート会場からは足が遠のき、購入したCDやBlu-rayを自宅で楽しむようになりました。彼女自身はそれで満足し楽しんでいたのですが、旦那さんがそれに待ったをかけたのです。「本当はそういうチャラチャラした男が好きなんだろ?」「結婚したのに他の男に熱を上げるのは浮気だ」と怒り、音楽を聴くことさえも禁じようとしてきたのです。以前からテレビに映る芸能人に対し「かっこいい」と言っただけで小言を言われていたそうで、我慢の限界に達した彼女はこの男性との離婚を選択しました。

このような“自分だけを見てほしい”タイプに趣味を理解してもらおうと努力しても骨が折れるだけ。個人の性格や価値観を変えるのは至難の業です。

しかしもう一方の“趣味に時間やお金を費やし過ぎて結婚生活を蔑ろにしている場合”は改善の余地があります。

配偶者に趣味を理解してもらうための3つのポイント

まずは自分を省みて
①自分の収入に対して趣味に割く金額が大きすぎないか
②配偶者(や子供)とのコミュニケーションは取れているか
③居住スペースや自家用車などにおいて配偶者に我慢を強いていないか
を考えてみてください。

①自分の収入に対して趣味に割く金額が大きすぎないか

例えば自分の年収が500万円だったとしましょう。年間200万円を趣味に費やし、残りの300万円を家計に入れ、配偶者とは共働き。最低限の生活はできるけど家族旅行や外食はできない……となったら。配偶者は「この人と夫婦でいる意味があるのだろうか?」と考えてしまうかもしれません。

「稼いだお金を全部趣味に使いたいから結婚しない」派もいますが、それはそれで正解だと思います。「愛が欲しい、子供も欲しい、でも趣味に使うお金は削りたくない!」という気持ちを理解してくれる人はなかなかいません。結婚生活を続けながら趣味に使う金額を増やしたいのであれば、収入を増やすほかないのです。実際に高収入な夫婦ほどお互い干渉せず、それぞれが趣味を楽しんでいる印象を受けます。

②配偶者や子供とのコミュニケーションは取れているか

家族を無理やり自分の趣味に付き合わせていませんか?
私の知人男性はキャンプが趣味で、結婚前はしょっちゅうソロキャンプをしていました。結婚後は奥さんや子供を連れてキャンプに出かけていたのですが、「妻がいつも乗り気じゃなくて悲しい」と愚痴を溢していました。私たち友人は「キャンプには子供と2人で行って、奥さんにはその間に好きなことをゆっくり楽しんでもらったら?」とアドバイスしたのですが、彼は「家族は一緒に過ごすべき」「自分の知らないところで妻が楽しんでいるのは嫌だ」とキャンプを強行し続け、その後離婚しました。

③居住スペースや自家用車などにおいて配偶者に我慢を強いていないか

部屋数の多い家に住み、その1つを趣味の部屋にしているのであれば配偶者も理解を示してくれるでしょう。でも限られた部屋数のうちの1つを趣味の部屋にしてしまったら? 家族との共用スペースが趣味の物で溢れていたら? 車を複数台所有する余裕がない状況で、配偶者はミニバンを欲しがっているのに趣味のスポーツカーを持ち続けたら? 自分は楽しくても、配偶者は我慢やストレスを抱えながら生活することになってしまいます。

結婚後に趣味を続けるなら、最低限この3つのポイントに配慮する必要があります。

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