「10回も結婚して恥ずかしくないのか?」いいえ、離婚は失敗ではありません/ごまたん

「10回も失敗して恥ずかしくないんですか?」

私は現在31歳、計6人の男性と11回の結婚歴があります(所謂バツ10です)。

そんな私にTwitterでよく投げかけられるのが「10回も失敗して恥ずかしくないんですか?」という質問です。

しかし“離婚=失敗”という価値観がそもそもおかしいのではないかと、私は思うのです。

初めての離婚

たしかに1度目の離婚のハードルは高かったです。

初めての結婚は23歳の時でした。
当時私は札幌在住の新卒OLで、相手は東京在住の男性です。私は結婚を機に上京することになりました。

しかし結婚後すぐに義実家からの嫌がらせ、夫からの暴力もはじまりました。
知り合いもほとんどいない馴れない土地での生活に加え暴力……。今思えば心身ともに疲弊し、正常な判断ができなくなっていたかもしれません。

今の私ならすぐに離婚届を突きつけるでしょう。
相手がゴネたら弁護士を雇い、法的手段も辞さないでしょう。

しかし当時は
「離婚してしまったら“結婚に失敗した人”という烙印を押されてしまう」
「世間からダメな人間として扱われる」
「結婚に失敗した女として後ろ指さされるのは嫌だ」
と世間体を気にしてしまい、なかなか前に進めずにいました。
離婚に踏み切れないまま、なんと1年間もこの結婚生活を続けてしまったのです。

離婚経験者の言葉

実際に「10回も失敗して恥ずかしくないのか」という質問を投げかけてくる人も多いですから、“離婚=失敗” “バツあり=人間性に問題あり”という認識が世間に広く根付いていると思います。

そんな時に私の背中を押してくれたのは離婚経験者の女性たちでした。
「人生はまだ何十年もあるのに、これからずーっと嫌な事に耐えて暮らすつもり?」
「離婚してから毎日幸せそうにしてる私を見ても、まだ失敗だと思う?」
という言葉にハッとさせられました。

私たちは世間や様々なメディアによって“結婚が幸せの最終地点”であるかのような刷り込みをされてきましたが、よくよく考えれば、結婚はただのスタート地点・分岐点に過ぎないのです。

そして気付いたのです。
「長い人生、その時々で必要なパートナーのタイプは違うのだ」と。

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