「子宮内膜症」ってどんな病気?彼にカミングアウトして気づいたこと

抱き合うカップルの画像by Inna Lesyk

 皆さまこんにちは、みみこです。
前回は、付き合いはじめた彼から「心療内科にかかっている」とカミングアウトされたときの話をさせていただきました。今回こそ、私が彼に自分の抱える様々な問題をカミングアウトしたときの話をしたいと思います。

 さて当時のことをお話する前に、私の持病について少しお知らせしておこうと思います。

 私は彼と出会う数ヶ月前に、自分が「子宮内膜症」であることを知りました。皆さまも、まあまあ聞いたことある病名なのではないでしょうか。

 子宮内膜症とは、本来なら子宮にだけ出来るはずの子宮内膜が「子宮以外」の場所に出来てしまうという病気です。

 子宮内膜は周期にあわせて増殖し、そこに受精卵が着床しないまま時期が過ぎれば子宮から剥がれ落ち、月経血となって膣から体外に排出されます。
子宮内膜症で「子宮以外」のところに出来た内膜も、子宮に出来たものと同じように増殖&剥がれを毎月繰り返すのですが、子宮に膣という出口があるのに対して「子宮以外」の場所には膣のように便利な出口がないので、その臓器内で古くなって剥がれた子宮内膜がどんどん蓄積してしまいます。
そのせいで本来よりも臓器が腫れて機能が低下したり、他の臓器と癒着してしまったりするのが主な症状です。私の場合は左の卵巣にそれがあり、卵巣内を古い内膜が占拠しているため、卵胞(卵子が入ってる袋)が育ちにくい状態になっているそうです。

 子宮内膜症が卵巣に出来ている場合「卵巣チョコレートのう胞」という病名になります。溜まった古い内膜がまるで溶けたチョコレートみたいに見えるからという理由らしいですが、手術の様子を見た人はしばらくフォンダンショコラが食べられなくなるそうです。可愛い名前してまぁまぁエグい真似してくれるやないかい。

 治療法は、卵巣を切って溜まっている内膜を取る手術(病巣は取れるものの、卵巣内にある原始卵胞という卵子の素もいくらか取ってしまうので、その後の妊娠率が下がる恐れがあります)か、薬を飲んで生理を止めて卵巣内の内膜の増殖をストップさせるか、あるいは妊娠するか。
要は生理が来るたびに内膜が増えて悪化するので、どんな方法であれ生理を止めちまおうということです。

 私は比較的発見が早く、手術が必要な状態ではなかったので結婚するまでは薬を飲んで症状を抑えていました。
この薬というのがホルモンをいじって身体を閉経後と同じ状態にするというもので、ピルを飲んだときとは違い生理代わりの出血もまじで一切、一日たりともなくなります。薬を飲んでいた約一年半の間、全く生理がなくてめちゃくちゃ快適でした。止めて初めて分かる生理の鬱陶しさ!

 卵巣は「沈黙の臓器」とも呼ばれ、チョコレートのう胞は特に自覚症状が生理痛くらいしかないので発見が遅れがちです。AM読者の皆さまも「一日目と二日目はロキソニソ(cカレー沢先生)がないと無理!」というくらいに生理痛がある場合は念のために一度婦人科に行ってみることをおすすめします。
ちなみに私が病気を見つけたのは、遊びまくっていた頃、数回続けてセックス後に不正出血があったのにビビッて婦人科を受診したのがきっかけでした。やっててよかった!ビチ活!(ビッチ活動)(おすすめはしません)