モテベジと負けベジの間にある大きな川
会場のベジ男たちは皆自称質素なモテベジを追いかける…

 せっかくなので、ベジピーポーの観察もしてみました。余計なお世話と知りつつ言わせて頂くと、ベジ系女子は大きく2つの人種に分けられる事に気付きました。ズバリ、モテベジと、負けベジです。

少年アヤちゃん 東京散歩
少年アヤちゃん 東京散歩 すごい色の飲み物…

 モテベジは、ベジ食を食べ、オーガニック系の化粧品を使いつつ、おしゃれにもかなり気を使っていて、髪型はお団子という…。
無印女子の究極という雰囲気です。こだわっているくせに、こだわりぬいているくせに、計算し尽くしているくせに、「ラフです」とか言えちゃうこの感じ。そして男子達はそこに至るまでに必要な筋力など想像しえないので、平然と「飾らない人だぁ」なんて言うんですよ。バカか!!! って。ツッコミよりボケたい派の私ですらそう思ってしまいました。
…けど、まあ要するに嫉妬なので、彼女たちは何も悪くないんですけどね。もちろん私も悪くありません。悪いのは男です。

Nurture By rickyqi

 一方負けベジは、非常にシンパシーを感じる存在で、とにかく全身パッサパサで水分のかけらもない状態でした。
なのに生命力は異常に強そうで、眼光が鋭く、イメージで言うと蒼井優とオノヨーコを足した感じ……とにかく尖りすぎです。
挙動も独特で、主張を訴えたいがために先走りしてしまう感じがなんともデジャヴというか、かなり身に覚えがあり、ドキッとさせられることしばしでした(通行人にいきなり玄米を押し付けられたり)。

 そんな彼女達からしたら、俗世のモテという概念はクスクスを吐くほどどうでも良いことなのだとは思いますが、個人的にはその必死さや実直さというのは、貴重な愛されポイントなのではないかと思いました。
なのに、会場のベジ男たちは皆、自称・質素なモテベジばかりを追いかけて…。
結局、どこの世界で何を食っていても起きていることは同じなんですね。気が狂いそうになりました。

少年アヤちゃん ベジフェスに馴染めない様子のアヤちゃん…

プロフィール

大泉りかさん 少年アヤさん 犬山紙子 脱ブス

少年アヤちゃん

平成元年、消費税と共に生まれたブスでニートのオカマ。サゲマンJAPAN代表。 ヤフオクで生計を立てる傍ら、ブスと環境をテーマにしたトークイベントなどを主催。モテない女に関するツイートやブログの文章が、現在多くの女性から支持を集めている。
ブログ:少年アヤの尼のような子
ツイッター:@omansiru