勝手にタレント名鑑 第12回:壇蜜は日本のセックス・シンボルになれるのか?

壇蜜は国家に派遣されたセクシー・エージェント?

Nurture By rickyqi By Henry__Spencer

 2012年のグラビア界を席巻したニューフェイスといえば、壇蜜をおいて他にいないでしょう。

 29歳という異例の遅漏でグラビアデビューを果たした彼女は、2011年に『週刊SPA!』の人気連載『グラビアン魂』に取り上げられて世間の視姦を集めます。
雑誌やDVDでは「え、そこはまだ女性器じゃないの?」と素朴な疑問を抱くほど限界ギリギリの着エロを御開帳。
イキすぎた低年齢化とのアクメイ高いアイドル業界において、妖艶な大人の色気を武器にその存在感をムクムクと勃起させていきました。

 2012年の下半期に、TBS系『サンデージャポン』でテレビ出演をガンギメした後は、映画『私の奴隷になりなさい』に出演して人気はイッキに絶頂を迎えます。
年が明けてもその勢いは中折れすることなく、今ではテレビで彼女を見ない日はありません。
「もっと(テレビの)中に出して!」と言わんばかりの多忙ぶりは、イキヌキする暇もないほど。
まさに、昨年もっともテクノブレイクしたグラビアクイーンと言えるでしょう。

 経歴を紹介するだけで、いくつも淫語を使いたくなってしまうほどのセックス・シンボル。
壇蜜は、自分が男性の“性の対象”であることを真正面から引き受けることができる、いまどき貴重な“大人のアイドル”だと言えます。

 というのも、現代の日本は“一億総ロリコン社会”とも言うべき異常な状況にあるからです。

 私はふと、このように思うことがあります。
ひょっとして壇蜜とは、政府の少子化対策担当が国策として世に送り出した、国家機密のエージェントなのではないかと――。