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ババアは本当に価値がないのか?ジジイはどうなのか?市場別価値に迫る/峰なゆか・卒業♡アラサーちゃん

まもなくアラサーを卒業する峰なゆかさんが、アラサー世代を経た今だからこそみなに伝えたい、女道サバイバル術をエッセイとイラストでお送りする連載です。アラサー以降の方も若い方も、ぜひ参考にしてください!

ババアは本当に価値がないのか?

前回、「ババアは価値がない!!」という発言が世の中に蔓延してる件について触れましたけど、いま一度改めて考えてみましょう。ババアは本当に価値がないのだろうか?

じゃあなんで大手アダルトサイトの人気ジャンル一位がずっと熟女なんだ? 40歳の普通の女と、40歳の普通の男が「私\俺とセックスしたい人募集〜!!」と呼びかけて、人が集まるのはどっちだ? どっちかっつーと価値がないのは、ババアよりジジイのほうなのではないのだろうか?

※ババアが何歳からなのか、ジジイが何歳からなのかはその人の価値観と年齢によるので各自の判断にお任せします(ちなみに私が女子高生の時は25歳以上の男がジジイとして扱われていました)。

「女は若ければ若いほどいい!!」というのは「男は処女が好き!!」と同じくらい、なぜかハバを効かせてるわりに、本気でそう思ってるのはかなりニッチな層だと思う。だって「俺の将来の夢は加藤茶!!」って真剣に思ってる男ってどれくらいいるんだ?
ちなみに出会い系サイトで最も人気の高い年齢は、女性の場合26歳だそうです。18歳ではありません。
「それでは最も人気の高い年齢は男性の場合何歳でしょう?」というクイズを出したところ、その場にいた36歳男性は「うーん……35歳くらい?」と答え、40歳男性は「38くらいじゃない?」と答え、私はとびきりの笑顔で「28歳で〜〜〜す!!」と伝えました。
二人とも自分と同年代、でもちょっとだけ年下に当たる年齢を答えて謙遜してるわりに大幅に見積もりズレてるのがいじらしいですね。

婚活サービスを使っている層の男女にとって

ただ、婚活サービスでは30歳をすぎた女のマッチング率がガクッと下がるのも事実だ。でもそれは飽くまで「婚活サービスを使ってでも絶対に結婚したい男」という層が、女のスペック検索条件の年齢上限をとりあえず29歳に設定しがちという話で、というのも「婚活サービスを使ってでも絶対に結婚したい男」というのは基本的に「絶対に自分の子供を産んでほしい男」だからだ。出会って、仲良くなって、交際することになって、仲を深めて、結婚して、できれば1年くらいは夫婦二人の生活を満喫して、そのあとでじゃあ妊活始めますかってなる時間を考えれば、まあ女が30過ぎないうちに出会うほうがいいと考えるのはそりゃそうだよなと思う。

一方、20代で婚活サービスに登録するような女はパパ活目的か、何がなんでもスペックの高い男と結婚したい婚活意識クソ高層で、そして結婚相手を選ぶのに金を重視する女は、今現在の男の年収を見るわけではない。その男が残りの人生でいくら稼げるかどうかを計算する。例えば45歳の男と結婚したら、子供の学費をまだ払い終えてないような時点で定年が来ちゃうわけじゃん? 老後はどうするわけ? 私の寿命が来るまであと何十年もあるんですけど?
その男が45歳になるまでキャバクラとかちょっといい革靴とか、他の女とのデートに使ってた分の金を、若い男と結婚すれば家のローンや学資保険に回すことができるわけじゃん? 若い男もそのうち45歳になって45歳なりの年収になるわけだし、ついでに精子も元気じゃん? つまりジジイより、そのジジイの部下の28歳のほうが結婚相手としての価値が格段に高いのだ。

子供の学費、自分の親の介護費用、自分自身の介護費用、自分の死後に妻がまあまあいい暮らしできるくらいの生活費と老人ホーム入居費用なんて余裕でありまーす! ってくらいの資産を持ってる独身ジジイなら一定の需要があるのは分かるのだが、それってすごいレアキャラで、実年齢よりかなり若く見える美しいババアもすごいレアキャラだけど同じくらい一定の需要があるだろう。

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