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「好きなタイプは?」にフワッとしたこと言うんじゃない/峰なゆか・卒業♡アラサーちゃん

まもなくアラサーを卒業する峰なゆかさんが、アラサー世代を経た今だからこそみなに伝えたい、女道サバイバル術をエッセイとイラストでお送りする連載です。アラサー以降の方も若い方も、ぜひ参考にしてください!

フワッとしたこと言うな

好きなタイプを聞いた時、「笑顔がかわいい子♡」という男には「コイツ仕事できねーんだろうな」という感想を持ちます。そんなフワッとしたことを言うようなヤツは、発注かけるときにも「ん〜!!なんかいい感じのやつ!!」とかいうフワッとした指示を出し、いざ出来上がったものを納品すると「うーん……なんか違うんだよね〜」とかっつってさらにフワッとしたリテイクを繰り返すに違いありません。クソッ!忌々しい!!

そもそもブスが笑顔になったところで急に顔面偏差値が上がるわけでもないので、「笑顔がかわいい子♡」=「もともとの顔がかわいいうえに僕にも愛想良く接してくれる子♡」というかなり難易度の高いことを求めているというのに、あたかも「俺はそんな理想高くないですよ」ヅラしているわけです。許せませんね!ちなみに男のいう「笑顔がかわいい子がいい♡」は、女で言うところの「清潔感がある人がいい♡」です。

清潔であることと清潔感があることは違う。じゃあ「感」ってなんなわけ?
ブスな男が日に何度シャワーを浴びても、彼女たちの言うところの「清潔感」が出るわけもなく、なので女の言う「清潔感のある人♡」というのは、顔は平均よりややイケの塩顔系で、身長は175センチくらい、やや細身、やや色白、体毛は薄めで、服はだいたいアローズで買ってる感じ。という、これまた難易度の高いことを言っているんですよね。

双方の問題点は、言ってる本人に自分がかなり難易度の高い要求をしている自覚すらないこと。だからそいつらに笑顔のブスとか、清潔なブス男を差し出しても「う〜ん……なんか違うんだよね〜」となるわけです。
自分の求めているものすら分かってないようなヤツに欲しいものが手に入るわけがありません。オギャオギャ言ってるだけで「ミルクかな?」「オムツかな?」と求めているものを慮ってもらえるのは赤ちゃんだけです。

とはいえ、例えばあなたが本当に「毎日風呂に入ってて、洗濯された服を着てて、鼻毛が出てない、爪の間にゴミとか詰まってない男」という、人として最低限のラインを指して「清潔感のある男の人がタイプ♡」と言っていたとしてもそれはそれで大問題です。
例えば男に好きなタイプを聞いたときに「性病持ってない子」とか人として最低限のラインのことを言われたとして、「え……?なんだそれ……?過去になんかあったのか?そこまで基準を下げなくてはいけないほどこの男になにか決定的な問題があるのか……?」と戸惑うことはあれど、「キャッ♡じゃあ性病持ってない私は彼のストライクゾーン♡」なんて思うことはありません。

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