犬タイプと猫タイプ、どっちがモテるのか

よく「どっちがモテるのか」というテーマで、“犬か猫か問題”は語られますが、「犬=従順」「猫=気まぐれ」というイメージが先立って、猫タイプのほうが自分主体で恋愛できている人が多い、つまり恋愛上手が多いといわれます。が、問題なのはどっちのタイプであるかではありません。

1番重要なのは、過剰に相手にあわせることをやめる。
女性は大切な人にあわせ、尽くすことが大好きな側面が強いものですが、自分を大事にするのを忘れて恋愛をしていると、彼への愛情も疲れて続きませんし、自分の魅力を限定しすぎてカラカラに干からびてしまう恋にもなりかねません。
先ほどの彼女の話のように、自分を脇に置いて恋愛をしてしまうと、いつか女性側が疲れてしまい、長くは続かないのです。

相手にあわせ、モテや愛されることによって幸せを感じる恋愛は、未熟な女性がする恋愛です。
相手に合わせすぎることなく、自分がより幸せを感じるカタチで彼に愛を注ぎ、一緒にいればいるほど元気になれる関係を築くのが、もう一歩先の恋愛です。

自分の魅力は多面的で型にハメるものではありません。
犬かネコか、思わず「自分はどっちかな……」と思ったあなたは、もしかしたら尽くしすぎ恋愛をする可能性の持ち主かもしれません。

Text/おおしまりえ

初出:2018.11.07